広島県内のさまざまな商品を取り扱う「ひろしまブランドショップTAU」は約1カ月の店舗改装工事を経て、3月18日にリニューアルオープンした。
ひろしまブランドショップTAUは広島の魅力を、飲食・物販・情報発信を通じて東京・銀座から全国に発信していくことで広島ファンの拡大と広島ブランドの価値向上を図る目的で2012年7月にオープン、今年10周年を迎える。
オープン10周年を迎えることから、より広島の食や工芸品に見て・触れて・楽しんでもらえる店舗を目指しリニューアル。全館のリニューアルは5年ぶりの実施だという。
瀬戸内レモンの「レモンイエロー」カラーに
リニューアルに伴い、店舗ファサードのテントは生産量日本一の瀬戸内レモンをイメージした「レモンイエロー」で統一。
1階の壁面イラストも「レモンイエロー」を使い、江戸時代に刊行された書物「厳島図絵」をアレンジし広島の観光や生活を楽しく表現したもの。
1階物販コーナーには、お好み焼きやおたふくソース、もみじ饅頭、酒類など広島の食の名産品がかなりの数並ぶ。特に日本酒はこれまで2階にあったコーナーを1階に移動。県内30の酒蔵から300種以上を揃えた。リニューアル前から人気商品で平日は400個、土日は600個売れることもあるという「はっさく大福」も引き続き販売する。広島土産として人気を誇る「もみじ饅頭」もかなりの数が品揃えされている。
角打ちが楽しめるコーナーも
今回のリニューアルの一番の目玉ともいえるのが1階のイートインコーナー「ひろしまCAFE」。昼は人気の「キング軒汁なし担担麵」やジェラートを提供、ランチ営業が終了した夕方からは角打ちコーナーとして広島の日本酒とおつまみが楽しめる。
おつまみは広島にちなんだ刺身や生ガキなども予定しており、お酒は日本酒だけでなくワインやレモンのお酒などもあるという。気に入ったお酒があれば、1階のお酒コーナーで購入することもできる。
2階にはカープグッズと熊野筆コーナー
2階も大幅にリニューアル。広島東洋カープグッズは関東の試合前に訪れ観戦グッズを購入するファンも多いことから売り場が拡大し、さらにラインアップが充実した。ほかにも、サンフレッチェグッズも取り揃えている。
熊野筆セレクトショップは9年ぶりにリニューアルし、広々と明るく雰囲気が一変。気になるアイテムを実際に試してみることのできるコーナーもある。
さらに、ひそかに人気なのが「広島電鉄」グッズだそう。ひろしまブランドショップTAUのSNSなどで画像を掲載すると「ほしい!」と問い合わせが殺到するほど人気のアイテム。こうした、広島を訪れなければなかなか手に入らないアイテムが充実しているのも魅力だ。