auじぶん銀行は3月14日、「子どもの教育・受験とお金」に関する調査結果を発表した。同調査は1月27日~31日、関東・関西在住で小学生・中学生の子どもを持つ30代~50代男女500名を対象に、インターネットで実施した。

  • 子どもの教育に関して思うこと

子どもの教育に関して思うことについて尋ねたところ、67.2%が「教育にかかる費用が高いと感じる」と回答した。次いで「勉強や成績面が心配」(45.8%)、「子どものやる気を出すのが難しい」(40.6%)となっている。

子どもの最終学歴の希望について聞くと、「4年制大学」(71.2%)という回答が圧倒的に多かった。2位は「高等学校」(10.2%)、3位は「短期大学、高等専門学校」(5.0%)だった。

  • 子どもの最終学歴の希望

小学校から大学卒業までの教育費は、公立か私立、文系か理系かで異なるが、おおよそ、すべて公立の場合約730万円、すべて私立の場合約2,000万円とされている。そこで子どもを大学まで行かせる場合に、その教育費の総金額がどのくらいになるか把握しているか尋ねたところ、29.0%が「あまり把握していない」、9.0%が「全く把握していない」と答えた。

  • 子どもを大学まで行かせる場合に、その教育費の総金額がどのくらいになるか把握していますか

教育費の確保に向けて行っていることが尋ねたところ、「何もしていない」は14.4%で、85.6%が教育費確保に向けて取り組んでいることがわかった。具体的には、「普通預金」(59.0%)が最も多く、「学資保険」(42.2%)、「定期預金」(30.4%)が続いている。

  • 教育費確保に向けて行っていること

教育費確保に向けて今後やりたいと思っていること・関心があることについて聞くと、最も多い回答は「副業」(27.7%)で、「定期預金」(25.0%)、「つみたてNISA」(18.5%)、「株式」(17.7%)が続いた。現在行っていることの1位は「普通預金」だったが、より金利の高い「定期預金」や投資などで、より資産を増やす方法に関心が高いことがわかった。

  • 教育費確保に向けて今後やりたいと思っていること・関心があること