星野リゾートが全国に展開する都市観光ホテルブランド「OMO(おも)」。東京大塚に続く都内2施設目となる「OMO3東京赤坂 by 星野リゾート」(東京都港区)が2月25日にグランドオープンした。OMO3は「おもすりー」と読む。

  • 「OMO3東京赤坂 by 星野リゾート」のパブリックスペース「OMOベース」の壁には赤坂のローカルな情報を発信する「ご近所マップ」が

星野リゾートのホテルブランドの一つ「OMO」とは?

OMOのブランドコンセプトは、「寝るだけでは終わらせない、旅のテンションを上げる都市観光ホテル」。ホテル周辺の地域をリゾートとして、地域と一体となって街を楽しみ尽くす旅を提案する。特徴的なのが、街歩きをサポートする「Go-KINJO(ごーきんじょ)サービス」。

  • 街歩きをフレンドリーにサポートしてくれる「ご近所ガイドOMOレンジャー」のみなさん

ホテル名のOMOの後ろにある数字はサービスの幅を表しており、1(カプセルホテル)、3(ベーシックホテル)、5(ブティックホテル)、7(フルサービスホテル)の4種類から目的や過ごし方によって施設を選ぶことができる。

  • OMOブランドのラインナップは4種類

今年4月22日には「OMO7大阪」(大阪府大阪市)の開業を予定しており、あわせて全国で10施設となる。

  • 全国に10施設を展開する

赤坂の歴史や文化に触れる街歩き

今回オープンした東京赤坂は、OMO3のベーシックホテル。地上1~11階建で、1階にフロントとラウンジを備えたパブリックスペース「OMOベース」を備える。客室は全140室(「ダブルルーム」と「ツインルーム」の2種)、料金は1泊1室1万2,000円~(2名1室利用時1室あたり/東京都宿泊税が掛かる場合あり/食事別)。

  • シンプルなデザインの客室

コンセプトは「イイとこみっけ」。赤坂は、国宝の迎賓館赤坂離宮や御所など江戸幕府のお膝元として発展して以来、今日まで政治やビジネスの表舞台として知られてきた。料亭文化が今も残り、老舗店が集まる情緒ある街だ。歴史や文化溢れる赤坂の知られざる魅力をホテルから届けていく。

  • 「OMO3東京赤坂 by 星野リゾート」総支配人はなんとオリンピックにも二度出場した元競泳選手の山口美咲氏。右側のルーレットは行くお店に迷ったら頼りたい「著名人も愛する!? 赤坂の手土産ダーツ」

同ホテルのGo-KINJOサービスとしては、赤坂の街歩きが充実する情報満載の「ご近所マップ」、友人のように街を案内してくれる「ご近所ガイド OMO レンジャー」の2つが用意されている。

  • OMOレンジャーツアー「まさかの赤坂さんぽ」(1名1,000円)の一部を体験!

  • 敷地内で七福神巡りができる「豊川稲荷」

  • 元芸者の女将・湯川倫代さんの営むBar salon「のら犬」を訪問! 日中はティーサロンとして営業している

さらに、ホテル周辺のお店では、サンドイッチやおつまみなどの宿泊者限定メニューも提供される。

  • ホテル1階にあるカフェ「上島珈琲店 赤坂一ツ木通り店」はルームキー提示で全品10%オフに。宿泊者限定メニュー「真鯛出汁香るスクランブルエッグサンド」(950円)

  • クラフトビール専門店「YONAYONA BEER WORKS 赤坂店」では宿泊者限定おつまみ「赤YONA宴うたげボール」(およそ2名分/3,500円)が注文できるほか、ウェルカムビールのサービスも

知っているようで知らない都市の魅力に出会える旅へ。案内がないとなかなか足を踏み入れられない、ディープな街歩きを体験してみてはいかがだろうか。

  • ランニング、ウォーキング用にアディダスとコラボしたスポーツウェア、ランニングシューズ、ポーチの貸し出し(500円)もある