日本最恐の心霊スポットとされる、都市伝説上の村を舞台に繰り広げられるホラー映画『犬鳴村』。現在ツイッターでは、その作中に登場しそうな、とあるワンちゃんの名演技が注目を集めています。

それっぽい顔やめい
#柴犬 #犬鳴村

(@fufufufufu_taより引用)
  • (@fufufufufu_taより引用)

投稿主は「柴犬ふう太(@fufufufufu_ta)」さんで、その写真には、ワンちゃんが『犬鳴村』の小説版を咥えている様子が写っていました。
そして注目すべきはその表情。その顔はまるで、『犬鳴村』がホラー作品であることを知っていて、それに“寄せた”かのような形相となっています。

しかも『犬鳴村』には犬の字が入っていますから、もういろんな意味で仕上がり具合がハンパじゃない……!

この写真はツイッターで大反響となり、ツイートは3.3万件のリツイート、19.7万件のいいねを獲得(2月28日時点)。多くのコメントも寄せられました。

「リアル柴犬鳴村」

「それっぽいーーーうまいっ!」

「ちょwwwww俳優目指してる???www」

「ふう太くんなんつーチョイスをwww確かにタイトルは犬だけどさあwww犬神家じゃないのが現代ですねw」

「こちらが恐怖回避バージョンですね!!」

「いい表情過ぎて牧草」

「本のセレクトがすごいなぁと思わず唸ります」

「お犬様からのおすすめ本ですねww」

また、リプライ欄は「あかん、これは声だして笑ったわ(笑)」など、たまらず爆笑したとの報告も散見されます。

飼い主さんに聞いてみた

一体、何がどうなってこうなったのでしょうか。今回は、飼い主である@fufufufufu_taさんにお話をお聞きしました。

ーーこれを撮影された時の様子など教えていただけますか?

普段から誰かしらの部屋に入り、何かしらを奪って逃走するのが彼のブームです。本を持ってきたのは今回が初めてです。娘が学校で朝の読書の時間に読んでいたもので、春休みに入るため持ち帰った日の出来事でした。まず本を咥えている姿に驚きましたが、何より本のタイトルが『犬鳴村』であったことで、思わずカメラを向けていました。

ーーこの表情には何か理由があるのでしょうか?

鋭い上目遣いの理由は、娘と母が二人がかりで追いかけた事でふう太の警戒度がマックスになった為と思われます。

ーーふう太くんの、普段の性格や可愛らしいと思うところなどを教えていただけますか?

普段はお利口でニコニコしているふう太ですが、悪さもたくさんします。そんな所もまた可愛くて、家族皆で溺愛しています。

ーー今回のツイートが大きな反響を生んでいます。率直なご感想などはございますか?

今回大反響をいただき、『それっぽい顔』と太鼓判を押していただいたようで嬉しいです。そして、本は大切にします!!


このツイートは大反響の末に、なんと 犬鳴村(小説版)の著者の久田樹生先生からもコメントが寄せられていました。名演技を見せたふう太君、役者デビューする日も近いかも?