鉄道・運輸機構は、北海道新幹線の新駅となる新八雲(仮称)駅のデザインコンセプト「牧場の中にある駅 ~二つの海をもつ八雲の大地にたつ、牧歌的風景に調和したシンプルな駅~」を八雲町から受領したと発表した。
鉄道・運輸機構では、利用者に喜ばれ、便利で使いやすい駅、地元に愛される駅を地域の人々と協働して作り上げてゆく基本姿勢の下、地元自治体が作成したデザインコンセプトをもとに駅の設計を行っている。
新八雲(仮称)駅については、2021年5月7日に八雲町へ作成を依頼。八雲町からデザインコンセプト「牧場の中にある駅 ~二つの海をもつ八雲の大地にたつ、牧歌的風景に調和したシンプルな駅~」が提案されたという。「八雲町へ来て良かった、全国的に見ても稀有な駅がある町、あえて降りたくなる町、また、再び八雲町を訪れたいと思ってもらえる、そして、町民が交流し、効率的かつ広域的な活動のスタート地点となる駅になること」を願い、取りまとめられたとしている。
今後、このデザインコンセプトをもとに鉄道・運輸機構で駅のデザイン素案を検討し、八雲町へ提案する予定となっている。