お笑いコンビ・千鳥の大悟が、19日に放送されたフジテレビ系バラエティ特番『まつもtoなかい ~マッチングな夜~』(21:00~)に出演し、芸人を目指したきっかけとなるエピソードを明かした。

  • 千鳥・大悟

家が貧乏だったという大悟。小学生時代のある日、父親と一緒に船の上で釣りをしていると、「金持ちのクルーザーのやつに『お前みたいな貧乏人が、こんなところで偉そうに釣りするな』ってボロクソに言われて。そのクルーザーが去って、“親父は何を言ってくれるんだろう。これで俺の人生が決まるな”と思ったときに、くしゃくしゃの顔で振り向いて、(クルーザーのほうを指して)『お前はああなれよ』って言ったんですよ。で、僕はイチかバチか勝負して芸人になると決めた」という。

このエピソードに、中居正広は「なるほどね、面白いお父さんだなあ。『あんなのになるんじゃないぞ』じゃないんだ」と感心。マッチング相手で、大悟憧れの長渕剛も「それほどお父さんは、すごいところを生きてらしたんだね。きっとね」と、うなる。

大悟は「“俺の背中を見て育て”っていうタイプではなかったですね。だから親父に『お前は大きくなったらすぐ(出身の)島から出ていけ』ってちっちゃい頃から言われてきたんですよ」といい、松本人志は「大悟のお父さんの話は、ちょっと泣きそうになるのよ」と感慨深く語った。

この番組は、松本と中居が“会わせてみたい2人のゲスト”をマッチングし、対談する様子を仲人として見守るもの。「長渕剛×大悟(千鳥)」のほか、「伊藤沙莉×伊藤俊介(オズワルド)」「布袋寅泰×新庄剛志」「山田孝之×菅田将暉」のマッチングでトークが繰り広げられた。

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