タレントの長濱ねるが17日、日本テレビ系『金曜ロードショー』(毎週金曜21:00~)で25日に放送されるスペシャルドラマ『君と世界が終わる日に 特別編』の制作発表会に出席し、体を張った撮影を振り返った。
生きる屍=ゴーレムに占拠された死と隣り合わせの“終末世界”を舞台に、主人公・響(竹内涼真)と恋人・来美(中条あやみ)らが、生き残りを懸けた闘いに身を投じる同ドラマ。昨年1月に日本テレビ系でSeason1が放送された後、HuluでSeason2が配信され、今回の特別編の放送後には、HuluでSeason3がスタートする。
今回から参加した長濱は「非現実の世界のように思えて見ていたら自分に重なるところがあったり、自分に思い当たる節があったりして、すごく人間ドラマに引き込まれるなという印象で楽しんでいて、いざその中に入らせていただけるのはすごくうれしかったですし、実際あのゾンビと対峙(たいじ)するシーンはどんなふうになってるんだろうと、とても楽しみにしていました」と、期待を胸に撮影に臨んだそう。
ゾンビもののジャンルは「すごく好きです」というが、「竹内さんと2人の場面で、私がゴーレムと初めて会うシーンのときに、怖い気持ちで走って逃げるんですけど、何度やっても怖すぎて転んでしまって」と告白。
竹内は「ちょっとやばいんじゃなの?っていうコケ方してて」と驚いたそうで、長濱は「1週間くらい大きなアザができてしまって、怖かったです」と打ち明けたが、竹内によると「あのコケたの、カットされたね。悔しかった!」とのことだ。
同じく今回から参加した須賀健太は「初日にゴーレムと会うのを楽しみにしてたら、ロケバスの運転席からゴーレムが出てきて、『ゴーレム運転もするんだ!』って(笑)。それくらい全員で現場を回してるんだと思いました」と、裏方のスタッフたちが縦割りにならず協力している現状を目の当たりに。
他にも、「気を抜いて曲がり角でゴーレムのアクション部の方とすれ違って『うわっ! びっくりした!』ってことがあります」(竹内)、「ゴーレムの皆さんはすごく腰低いんですよ。しっかりめの挨拶をしてくださる」(笠松将)、「ご飯食べづらそうだよね」(中条あやみ)など、撮影現場でのゴーレムエピソードが続々。
60歳のアクション監督自らゴーレムになって撮影に入ることもあるそうで、竹内は「特別編では燃えて出てきます。60歳のアクション監督を、僕が飛び蹴りしてます(笑)」と見どころを予告した。