アバター(仮想キャラクター)となってゲーム実況などの企画を行っていくVTuber。日本では1万6000名を超えたというデータも(2021年10月)。タケノコのように増えていくVTuberたち。どんどん過激な企画も増えているようですが、今回登場する「モエカちゃん」は、ナント視聴者と野球拳で勝負することに。その結末は…。

バーチャル野球拳

  • (Twitter ぱげらった@pageratta より引用)

  • (Twitter ぱげらった@pageratta より引用)

「モエカちゃん」の実態は、オジサン。バーチャル野球拳の参加者が味わったのは「萌え」ではなく「萎え」でした。たしかにVTuberがオジサン であっても何ら驚くべきではないのかもしれませんが、やはり女子高生と中年男性とのギャップは大きかったようで、肩を落としたフォロワーからはこんなつぶやきが聞こえてきました。

「こんなに誰も幸せにならない野球拳初めて見た」「放送事故」「脱ぎすぎだよ」「悪夢」「時が止まりましたねw」など。一方で、オジサン愛という新たな扉のドアノブに手をかけた人も。「これはこれでクセになりそう」「おっさんフェチにはたまらんな」「中の人磨けばイケメンになるな」などなど。投稿者である作者の ぱげらったさんに、この漫画を描こうと思った経緯など、お話を伺いました。

■作者さんに聞いてみた

……この漫画のアイデアはどんなきっかけで得ましたか。

野球拳で別のものを脱いだら面白いかなという所から考えました。

……バーチャルが普及する中、やはり不安や疑心暗鬼になることはありますか。

真実ではないものという前提で楽しんでいます。

……この漫画を描く上で、苦労・工夫した点は?

画面に表示されるコメント機能が好きなので、なるべくリアルに再現しました。

……投稿による反響で印象的だったのは?

ツイートのジャンル? がスポーツに分類されていたのがなんか笑いました。

「仮想は仮装」という格言(矢野タト作)もありますから、確かに「真実ではないという前提で楽しむ」ことが大切かもしれませんね。バーチャルに熱くなったり、のめり込みそうな時は、ぜひ「バーチャル野球拳」を思い出してクールダウンしましょう。

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