公立大学法人大阪(大阪公立大学)、JR西日本、JR西日本コミュニケーションズは15日、大阪公立大学が今年4月に開学することを受けてのプロモーションの一環で、「大阪公立大学開学×大阪環状線60周年」ラッピング列車を2月16日から運行すると発表した。

  • 大阪環状線・JRゆめ咲線(桜島線)の車両323系が「大阪公立大学開学×大阪環状線60周年」ラッピング列車に

大阪公立大学は現在の大阪市立大学と大阪府立大学を母体とし、2022年4月に開学する。JR西日本はこれまで、大阪市立大学と「こどもスキマ転落防止プロジェクト」「まちのにぎわい創出アイデアコンテスト」といった産学連携プロジェクトを共同で推進してきた経緯がある。

今回、大阪公立大学の開学と大阪環状線60周年に合わせ、大阪環状線森ノ宮駅が最寄りとなる大阪公立大学の新キャンパス(2025年度設置予定)の告知を目的に、JR西日本コミュニケーションズの手がける車体広告事業との連携により、「大阪公立大学開学×大阪環状線60周年」ラッピング列車を運行することになったという。

  • 「大阪公立大学開学×大阪環状線60周年」ラッピング列車の車体広告

  • 「大阪公立大学開学×大阪環状線60周年」ラッピング列車の車内広告

ラッピング列車は大阪環状線・JRゆめ咲線(桜島線)の車両323系2編成が対象。うち1編成は中吊り・ドア横ポスター・WESTビジョンの車内広告をジャックする「ADトレイン」として運行する。運行期間は2月16日から3月27日までだが、車両の運用状況により、期間を変更する場合があるとのこと。なお、車体広告と同様のポスターを森ノ宮駅と大阪城公園駅に掲出する予定となっている。