映画『チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』(4月8日公開)のクランクアップ時の写真とコメントが15日に公開された。

  • 左から赤楚衛二、町田啓太

    左から赤楚衛二、町田啓太

同作は豊田悠による同名コミックの実写化作。童貞のまま30歳を迎えたことにより、「触れた人の心が読める魔法」を手に入れた冴えない30歳のサラリーマン・安達清(赤楚衛二)は、社内随一のイケメンで仕事もデキる同期・黒沢優一(町田啓太)に触れ、自分への恋心を聞いてしまう。

約2週間に及ぶ撮影で、赤楚よりも1日早かったという町田のクランクアップ日には、安達と黒沢が2人きりで過ごすシーンの撮影が行われた。最後のカットを残すのみになると、町田は「5年くらいかけて撮りたいね」と名残惜しそうな様子に。

翌日の赤楚の撮影はオフィスでのシーンが中心となり、同僚のキャストの場面が夕方に終わると最後は1人での演技で寂しそうな表情も見せていたという。眠い目をこする演技のシーンでは、風間監督から「眠そうにしないといけないのに、泣きそうになってたでしょ!」との指摘も。クランクアップの挨拶では、目に涙を浮かべながら、素敵な作品に関われたことを振り返った。

赤楚衛二 コメント

皆さま、長い間じゃないですけど2週間お疲れ様でした! 前作(ドラマ)は僕の中でも本当に宝物のような作品で、今回こうやって映画に同じチームで臨めるというのが本当に嬉しくて、今回は短い撮影だったんですけど魔法にかかったような素敵なキラキラした日々だったなというのは感じていて、その中でもこの安達っていう役をもう一回生きることができて、そしてまたドラマ以上に成長できたっていうのも嬉しいですし、なにより今ここにいる皆さんとここにいないキャストスタッフの皆さんもこうやって出会えてご一緒できて本当に幸せです。この経験も思い出も僕の宝物になりました。本当にこれからもずっと宝物です。本当にありがとうございました!

町田啓太 コメント

「ドラマからまさか映画になるなんて!?」と最初は思っていたんですが、こうして映画を撮り切ることができました。この映画をこれからも大事にしていきたいと思っています。いろんな思いが詰まった作品で僕も本当に大好きですし、これから一生大事にしたいですし、するべき作品だなと心から思っています。本当に皆さんのおかげですし、赤楚くんも本当にお疲れ様です。赤楚くんの主演作に関わらせてもらって光栄でした。優しい雰囲気の中で撮影ができたのも、赤楚くんがいたからだし、いつも笑いながら撮影ができて、本当に素敵なチームでした。これからもこれを糧にがんばっていきたいと思います。長いような短いような時間でしたけれど、深い時間をありがとうございました。

(C)豊田悠/SQUARE ENIX・「チェリまほ THE MOVIE」製作委員会