4月の誕生石は? それぞれの意味や石言葉、生まれ日ごとの誕生石を紹介

誕生日にアクセサリーをプレゼントしたくても、どんな宝石がついたアイテムがいいのか、なかなか選びにくいこともあります。そんな時は、誕生日や誕生月にちなんだ誕生石を意識しましょう。

4月の誕生石はダイヤモンドや水晶と、どちらも透明感のある宝石です。また、誕生日ごとの誕生石も設定されていますので、相手の好みと合わせながら検討したいですよね。

この記事では、4月の誕生石について紹介します。

4月生まれの人への誕生日プレゼント選びに悩んでいる人は、ぜひご一読ください。

• 4月の誕生石ダイヤモンド・水晶について紹介する記事です

4月の誕生石はダイヤモンド

誕生石とは、誕生月に当てはめて定められた宝石のことです。遠い過去にユダヤ教の高僧が、祭服に12個の宝石を飾っていたことが起源とされています。

そのうち4月の誕生石としてよく知られているのがダイヤモンドです。

ダイヤモンドとは

宝石の王様と呼ばれることがあるダイヤモンドは炭素からできている鉱物で、自然界で最も硬いことでも知られています。

純粋なダイヤモンドは無色透明であり、美しい光沢を放っていて、人気がある宝石です。天然の良質なダイヤモンドは宝石として、質が低いものはカッターや試錐機などに用いられます。

ダイヤモンドの効果

ダイヤモンドは高価な宝石として有名ですが、実はパワーストーンでもあります。パワーストーンとは身につけることで特殊な力を持つと考えられている天然石のことです。

ダイヤモンドはパワーストーンとしては、知恵をもたらして瞑想を助けてくれ、霊的に高いレベルを目指していけるとされる石です。さらに身につけることで、自信が深まってプラス志向になれることでも知られています。

ダイヤモンドの歴史

最初にダイヤモンドが発見されたのは、インドの河川だという説が有力です。ダイヤモンドの原石はとても硬く、研磨や加工ができなかったことから、磨くと美しいということがあまり知られませんでした。

古代インドの学術書には、ダイヤモンドが神秘的な宝石だと記されているなど、ダイヤモンドは古代の人々には強い魔力が宿っていると考えられていました。ただし当時の価格はルビーの1/8以下です。美しいジュエリーとしてではなく、お守りとして扱われていました。

1475年のベルギーで、ダイヤモンドをダイヤモンドで磨くという方法が発明されたことが、ダイヤモンドが美しい石であるということが知られるようになったきっかけです。その頃ダイヤモンドは「インド石」という名称で呼ばれ、インドでのみ発掘できるものと考えられていました。

1728年頃にブラジルでもダイヤモンドが発掘されると、19世紀中頃に南アフリカでも採掘が始められます。現在はロシア・ボツワナ・オーストラリアなど、ダイヤモンドは世界各地で採掘されるようになりました。

ダイヤモンドにまつわる伝説

ダイヤモンドは美しい輝きがあることから、さまざまな伝説があります。 「ホープダイヤモンド」と呼ばれるブルーダイヤモンドは、1640 年代に宝石商のタベルニエが鉱山で購入したものです。買い取ったフランス王朝のルイ14世は子供や孫に先立たれました。そのダイヤモンドを譲り受けたルイ16世と王妃マリー・アントワネットは、フランス革命の手で断頭台送りにされたことでも有名です。

1830年には銀行家のヘンリー・ホープが入手しましたが、その後破産します。その後も、このホープダイヤモンドを手にした人は次々に悲劇的に襲われました。現在はアメリカ合衆国のスミソニアン国立自然史博物館で保管されています。

また、インドで発見された「コ・イ・ヌール」と呼ばれるダイヤモンドには手にすると世界を征服するという伝説があります。ただし、男性が手にすると不幸が訪れるともいう伝説もある石です。現在はイギリス王室が保管していますが、身につけられるのは女性だけとされています。

• 4月の誕生石として知られるダイヤモンドはパワーストーンとしても有名です

ダイヤモンドの石言葉

ダイヤモンドには、このような石言葉があります。

• 永遠の絆
• 変わらぬ愛
• 清純無垢

ダイヤモンドがプロポーズのための指輪によく選ばれるのは「永遠の絆」などの石言葉があるからです。ダイヤモンドを使ったアイテムを贈る際、参考にしてください。

• ダイヤモンドの石言葉には永遠の絆などがあります

水晶も4月の誕生石

4月の誕生石にはダイヤモンドのほかに、水晶もあります。アクセサリーとしてはネックレスでよく用いられる宝石です。そんな水晶の特徴を見ていきましょう。

水晶とは

水晶(クリスタル)とは、無色透明で結晶形のはっきりしている石英(クォーツ)を指します。原石は六角柱状で先がとがっているものが多いです。

水晶の効果

古代には、水晶に魔法の力があると信じられていました。水晶は古代ローマやエジプト、ギリシャ文明などで、強力なお守りとして使われています。

また、中世では治癒ポーションとして使われました。アメリカの初期の文化でも、石英護符が使われていたことがあります。

水晶の歴史

水晶(クリスタル)の語源は、古代の人々によって石英の結晶が氷の化石と考えられていたことにあります。そのため、ギリシャ語の「krystallos(氷)」が語源となりました。

水晶は古くから世界中の人々に装飾品や通貨として親しまれていました。日常生活だけでなく神聖な場所でも使われ、魔除け・お守り・呪術・病気治療などに使われています。

水晶にまつわる伝説

水晶には神が水を永遠の氷に変えてつくったという伝説があることから、「氷」のギリシャ語「krystallos」が語源とされています。そのことから水晶は高い浄化力を持っていて、潜在能力やエネルギーを高めてくれるとされている宝石です。

• 4月の誕生石にはパワーストーンとしてよく知られている水晶もあります

水晶の石言葉

水晶にはこのような石言葉があります。

• 完全
• 冷静沈着
• 神秘的
• 純粋
• 繁栄

無色透明の水晶のイメージに合う石言葉があり、アクセサリーやお守り・パワーストーンなどでよく使われます。

• 水晶の石言葉には純粋・神秘的などがあります

4月の誕生日ごとの誕生石

4月生まれの人の誕生石としては、生まれ月に対応した誕生石以外に、誕生日ごとの誕生石もあります。

4月生まれの人へ誕生石をあしらった贈り物をする時には、参考にしてください。

• 4月の誕生日ごとの誕生石を紹介しました

4月の誕生石はダイヤモンドと水晶! 誕生日の贈り物に選ぼう

4月の誕生石は、ダイヤモンドと水晶の2種類が有名です。ダイヤモンドや硬度や透明感が高い宝石として知られていて、さまざまなアクセサリーに使われます。

水晶といえば占いやお守りといったイメージを持つ人も多いかもしれませんが、ペンダントなどアクセサリーにも使われる宝石です。また、パワーストーンのブレスレットなどにも人気がありますので、気軽に贈りやすい宝石ともいえます。

ダイヤモンドも水晶も透明でつけやすい宝石です。誕生日プレゼントとして贈りやすい宝石ですので、4月生まれの人への贈り物に、ぜひ検討してください。