女優の深津絵里が2代目ヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(総合 毎週月~土曜8:00~ほか ※土曜は1週間の振り返り)。28日に放送された第62回で、3代目ヒロイン・ひなたが誕生した。

  • 『カムカムエヴリバディ』第62回の場面写真

第62回では、るい(深津絵里)と錠一郎(オダギリジョー)がオープンさせた回転焼き屋が、一子(市川実日子)のおかげで近所からの評判もよくなり、徐々に店の売れ行きもあがっていく。しかし、るいには悩みがあった。トランペットを吹く以外は何もできない錠一郎でもできる仕事はないかと考えていたのだ。運良く自転車を手に入れたものの錠一郎は乗れず、近所の子供たちと練習する毎日。そんなある日、るいが倒れたと知らせが入り……。

るいが倒れた原因は、睡眠不足。さらに、妊娠していることも判明した。るいが「おめでたやて。赤ちゃんがいてるんやて」と報告すると、錠一郎は「赤ちゃん…2人の?」と驚き、「僕、お父さんになれるかな?」と話すと、「なれるよ。なってあげて。この子の大好きなお父さんに」とるい。錠一郎は愛おしそうにるいのおなかをなでた。

そして、病院のシーンに切り替わり、元気な産声が。「春が来て、るいは女の子を産みました」とナレーションが流れ、るいが赤ちゃんを優しい表情で見つめるシーンが描かれた。

SNSでは「ひなた誕生!おめでとう!」「ひなた誕生!(涙)」「るいちゃん、ジョー、おめでとう」「大月家に第1子(ひなた)誕生 おめでとうございます」「安子ちゃん稔さんお孫さんが産まれましたよ!!おめでとうございます」「生まれたひなたの顔を見つめるるいちゃんの表情に涙...」「ひなた、ようこそ!」などと祝福の声が上がっている。

“朝ドラ”第105作となる本作は、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母・安子(上白石萌音)、母・るい(深津絵里)、娘・ひなた(川栄李奈)の3世代のヒロインが、戦前から戦後、そして令和まで物語を紡いでいく100年のファミリーストーリー。脚本は、『ちりとてちん』(2007)に続き、2度目の“朝ドラ”執筆となる藤本有紀氏が手がける。

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