鴨川を眺めながら、お部屋でのんびりと。一歩も外に出ることなく、京都自慢のスイーツに舌鼓を打って。今回ご紹介するのは、そんな贅沢なおこもり時間が過ごせる憧れの宿です。
2020年3月オープンの「リヴェルト京都鴨川」は、わずか8室のみの隠れ家ホテル。世界遺産の下鴨神社・糺(ただす)の森にほど近い鴨川沿いにあり、京都市内のホテルにいながら、自然に囲まれてリフレッシュできます。
しかもホテルには、一人旅や女子旅に嬉しい、特典満載のリーズナブルなプランがあるんです! ビックリなのが、女子旅とうたっているこのプラン、実は男性の利用もOK。大切な人とふたり、とっておきの記念日を過ごしたいカップルにもおすすめです。
ヒーリングに満ちた京都の隠れ家ホテル
「リヴェルト京都鴨川」の魅力は、なんと言っても、豊かな自然を感じられること!
京都屈指の繁華街・四条河原町や三条、祇園から車で約10分、最寄りのバス停から歩いて1分、京阪本線・出町柳駅から約5分。街中から10分ほど離れただけなのに、この辺りはすごく静か。
ホテルの中でのんびりリラックスしながら、あっちへ行き、こっちへ行き。京都の街をかっ歩したい! そんな欲張りさんにぴったりなお宿です。
ホテルを運営するのは、グローバルに展開する戸田建設グループ。山口県のリゾートホテル「サンシャインサザンセト」に続き、今回で2軒目の開業となります。
「京都にたくさんあるホテルの中から、わざわざこのホテルに来てもらえるのが嬉しくて。すべての人に満足して帰ってもらいたいと思っています」そう語る、支配人の成田さん。
優しさと温かさがにじみでるその笑顔に、ほっと癒やされます。
一人旅・女子旅応援プランで泊まれるのは、こんなお部屋
さて、「一人旅・女子旅応援プラン」の嬉しい特典の一つが、お部屋が広くなる嬉しいアップグレード。
・コンパクトダブルの料金で、モデレートツインA(またはB)へ。
・モデレートツインの料金で、デラックスツインA(またはB)へ。
それぞれ、ワンランク上のお部屋タイプに無料でアップグレードしてもらえます。
「モデレートツインA」は、インテリアが女性向き! フォトジェニックな赤いソファが置かれていたり、お化粧がしやすいようにミニデスクが用意されていたり。この部屋だけ、唯一、お風呂にTVがついています。
そして、京都市内では珍しい露天風呂付きのお部屋も選べます。カップルで癒しのバスタイムを過ごしたい人には、最高ですね!
今回泊まったのは、広さ44平米のデラックスツインB。客室に入った第一印象は、「すごく窓が大きい!」。窓に近づくと、右手には「五山の送り火」で有名な「大文字」、京都のオアシス鴨川もすぐそこに。イタリア製のソファにゆったり腰を落ち着かせ、のんびり景色を見たくなる……そんな空間です。
ちなみに、この部屋は世界最高レベルの空気清浄度を誇る空気清浄機「Airdog」を導入。TVのリモコンに透明カバーを付けるなど、感染症対策もバッチリです。
さらに、上質な眠りに誘うサータ社のベッドで、旅の疲れもしっかり癒せます。
ふかふかのベッドで、ごろりごろり。そのまま眠りにつけば、贅沢なお昼寝タイムになるはず。
ラグジュアリーを徹底した絶景ビューバス
このお部屋の特徴といえば、バスルーム。丸い形のバスタブは、2人でもゆったり入れる広さ。バスタブに身を沈めながら、鴨川、世界遺産の「糺の森」、東山の峰々を独り占めできるなんて、こんなに贅沢な時間はありません。
筆者はこのお風呂が、大のお気に入り。のんびり入浴しているうちに、気付けば1時間経過……なんてこともありました。
あったら良いなが全部そろうアメニティ
おこもりステイをするなら、アメニティは重要ですよね。「リヴェルト京都鴨川」では、京都のホテルで唯一となる「サルヴァトーレフェラガモ」の「タスカン・ソウル・コンヴィーヴィオ」シリーズをバスアメニティとして使用しています。
さらに、女性のゲストには、真珠で有名な「ミキモト」のスキンケアセットとエッセンスマスクを用意。憧れの真珠肌に近づけるようで、ちょっぴり嬉しくなります。
また女性だけでなく、男性専用のアメニティも用意されています。キレイを意識する男性には、嬉しい心遣いですね。
お酒もお水も、京都にこだわった品ぞろえ
目でも舌でも、お部屋でのんびり京都を味わえるように飲み物やお茶菓子は、できるだけ京都産にこだわったラインナップになっています。
お部屋に置かれた「京都名水伏水」は、ちょっぴり特別なお水。こちらは、京都で大正14年から愛され続ける大手酒造メーカー「黄桜」が、日本酒の仕込み水として使うミネラルウォーターです。そのまま飲んでもおいしいのですが、コーヒーを作るときに使用すると、口当たりがまろやかに!
京都といえば、言わずと知れた酒どころ。ゲストは、お水の他に、黄桜の「京都麦酒」が一人1本無料でついてきます。(お酒が苦手な人は京都産のゆずを使った柚子サイダー)
また、ミニバーは有料にはなりますが、京都の丹波ワインや厳選された京都の地酒も楽しめます。お部屋から一歩も出ずに、京都のお酒をいろいろ飲み比べできるなんて、まさに酒好きの極み!