「私、失敗しないので」世の中にはそんな人も居るのかもしれませんが、基本的に人間はミスをする生き物ではないでしょうか。ただそれが、自分だけが困る程度のミスなのか、誰かに迷惑をかけるものなのか、はたまた、取り返しのつかないものなのか……。そこが重要です。

東京で働いている会社員・玖島川のりさん(@kujimagawa_nori)は、新年早々、盛大に仕事でやらかしてしまったそうです。

ミスの多さは努力である程度減らせるよ。俺は新年早々やらかしてしまったけど
(@kujimagawa_noriより引用)

よりによって、大事な契約の場面で「ビリビリ電気ペン」を出してしまうとは。あまりのやらかしぶりに、「ヤバいwww」「これは酷いwwww」「やったなこりゃ,,,」「ミスってレベルじゃないw」「この後が怖すぎるw」「終わったな…」といったコメントが続々と。

しかし、所詮は他人事。須藤部長のリアクションも含め、「面白すぎます」「声出してワロタwwww」「だめだ、笑ったらだめだ笑笑」「笑っちゃイケないど、笑っちゃいますね」「涙でてきたwww」と笑わずにはいられない人が続出。中には、「私も今日ミスした挙句、そのせいで仕事が全然進めれずチクリと言われたので、凹んでましたが…笑ってしまいました…」「そこそこ病んだのに笑えていっきに気持ちが晴れた」「悲しんでいたところにこれを読んで大爆笑しました。笑いをありがとうございます」と、当事者にとっては万事休すのこの事態に、少なからず救われた人も見受けられました。

さて、リプライ欄には、「これ契約飛んだだろ…」「続きが気になってしょうがないw」「どんな処分受けるんですか? 」「この後どうなったんですかw」と、その後の展開に興味津々の人も。無事契約することはできたのか、投稿者の玖島川のりさんにインタビューしてみました。

―― 差し支えなければ、この後どうなったのか教えていただけますでしょうか。

玖島川のりさん:お客様の須藤部長(仮名)がとても心の広い方で、今回の件は笑って許してくれましたが、当然上司にはこっぴどく叱られてしまい、後日菓子折りを持ってあらためて謝罪しました。また同じ過ちを繰り返さないよう、ペンは自宅に持って帰りました。

―― 会社員をしながら漫画も描かれていますが、漫画はいつ頃から描かれているのですか?

玖島川のりさん:2015年頃から会社での出来事を漫画にしてSNSなどにアップするようになりました。

―― 日常の出来事を漫画にするにあたって、こだわっている点や工夫されている点があれば教えていただけますでしょうか。

玖島川のりさん:会社での失敗体験の内容がほとんどですが、中にはどうしても笑えない内容のミスもあったりするので、なるべく笑えるものだけを漫画にしています。

―― 今回のツイートが話題となっていますが、率直な感想を教えてください。

玖島川のりさん:何人かの方から「今日嫌な事があったけど、漫画を見て明るい気持ちになった」などのコメントを頂いて、自分の失敗体験が少しでも人の役に立てたのなら良かったなと思いました。同時にこのようなミスは二度と起こすまいと心に固く誓いました。


今回は、須藤部長(仮名)の寛大な対応のおかげで大事には至らなかったものの、やはり、「あってはならないミス」であることに違いはないと思います。が、同時に、ミスをしない人もいないと思います。

明日は我が身。極力ミスをしないよう、注意と対策を怠らないよう気を付けていきたいですね。