日本テレビの情報番組『ZIP!』(毎週月～金曜5:50～)が、2021年の年間コア視聴率(13～49歳)で2年連続同時間帯トップを獲得した。

  • 『ZIP!』総合司会の水卜麻美アナウンサー＝日本テレビ提供

2021年は、3月に総合司会の桝太一アナ・徳島えりかアナが番組を卒業し、4月から新たに水卜麻美アナが総合司会に就任。パーソナリティーも風間俊介、山下健二郎に加え、かまいたち・濱家隆一が4月に、DAIGOが10月に新たに就任した。10年間親しまれていたロゴも一新し、セットも大きく変わるなど、大幅なリニューアルを実行した1年だった。

コア視聴率は、日テレが重点ターゲットとする指標。この最高を記録したのは11月1日の5.0%で、この日は前日に衆院選の投開票などがあり、ニュースが注目された日だった。

週単位では20年3月30日週から、21年12月20日週の『ZIP!』が放送された週のうち90週連続で同時間帯トップを獲得。月間では20年4月から21カ月連続でトップとなっている。

総合演出の池谷賢志氏は「新生ZIP!が心がけたのは、水卜アナウンサーの笑顔で明るさをパワーアップするのはもちろん、災害報道やコロナ情報などを迅速かつ丁寧に伝えることでした。そんな生放送を忙しい朝に見てくださった皆様に心より感謝申し上げます。2022年は『ZIP!でしか見られない』仕掛けにこだわり、全国の皆様をスマイルでつなげられるよう邁進していきます」とコメントしている。

視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。