アイドルグループ・HKT48の村重杏奈の卒業までの日々に密着した動画『ドQメント100~村重杏奈に密着しながら気になる質問100個してみた~』前編が、27日にテレ朝公式YouTubeチャンネル「動画、はじめてみました」で配信された。

  • 村重杏奈=テレビ朝日提供

「ドQメント100」は、今話題の人に密着しながら、ファンや同僚・友人から集めた「本当に聞きたい質問」を100個ぶつけていくという新企画。第1回に登場するのは、HKT48をきょう12月27日に卒業した村重。グループの中では「バラエティキャラ」として知られ、「一番出たい番組はアメトーーク!」と日々公言している村重だが、なぜ「卒業」という道を選んだのか、卒業した後どんな活動をしていくのか。動画では卒業を約1カ月後に控えた12月1日から取材を開始し、仕事やプライベートに密着した。

100個の質問には、「HKT48での一番の思い出は?」「一番印象に残っているファンの方は?」などグループ時代の思い出を引き出すものから、「整形に興味ある?」「目標の年収は?」など突っ込んだものまで。10年間の活動の中で「辞めたいと思ったことは5千回くらいあった」と吐露する村重。「当時はグレていた。Mステに出ているHKT48のメンバーを、自分は家でテレビで見る、みたいな。自分では暗黒時代。自己管理も出来てなくて太っていたので、先輩やマネージャーなど色んな人から、会うたびに痩せろと言われた」と振り返る。

グループを辞めたい、現場に行きたくないと思い悩むことも多かった村重だが、それらの叱責が、「村重と一緒にステージに立ちたい」と本気で思ってくれているからこそだったと知り、立ち直っていく。最後のステージで「一番かわいい自分で卒業したい!」とギリギリまでダイエットすることも決意した。

10年を節目に「1人のタレントとして売れたい」と思い決意した卒業。13歳からお世話になっている雑誌編集者との仕事現場では「HKT48としてのお仕事だったので、今後は会わないかも知れない。本当に卒業するんだなぁ、と実感する」と感慨深く話す場面も。動画では、劇場公演のリハーサルや、ファンとの「最後のお話会」など、貴重な舞台裏にも密着。「もう二度と立てなくなる」劇場のステージで、村重が発した言葉とは。

後編「ラストステージ」は1月中旬に配信され、卒業公演を間近に控えた村重のリアルな表情や卒業公演の舞台裏を届ける。