ジブラルタ生命保険は11月16日~17日の期間、20歳~69歳の既婚(事実婚含む)男女2,000名(男性1,000名、女性1,000名)を対象に、「家族愛に関する調査2021」をインターネットリサーチで実施。その集計結果を12月22日に公開した。(調査協力会社ネットエイジア)

  • 自身の家族愛の点数を100点満点(0点:最低~100点:最高)で評価すると何点か(数値入力形式)

全回答者(2,000名)に、自身の家族愛の点数を100点満点(0点:最低~100点:最高)で評価すると何点かを尋ねた。すると「100点」(29.9%)に最も多くの回答が集まり、次いで「80点台」(22.1%)、「90点台」(18.4%)と続いた。

また全体平均は80.2点となり、家族に対し十分な愛情を注げていると自己評価している人が多いのではないかという。また、男女別にみると女性の平均は81.3点、男性は79.1点と女性の方が2.2点高かった。

  • 自身の家族愛の点数(平均)

男女・地域別にみると、男性では北陸・甲信越(83.9点)が最も高くなり、九州・沖縄(81.9点)、近畿(80.6点)と続いた。一方、女性は北海道(86.6点)が最も高く、次いで九州・沖縄(83.5点)、東北(83.2点)となった。

  • 配偶者・パートナーに伝えたいけれど、なかなか言えないセリフ(複数回答形式)※上位10位までを表示

続いて、配偶者・パートナーに伝えたいけれどなかなか言えないセリフを聞いたところ、「愛してる」(29.7%)が1位に。2位以降は「ありがとう」(27.3%)、「好きだよ」(22.8%)、「お疲れさま」(15.9%)、「いつでも味方だよ」(15.8%)と続いた。

愛や感謝、労る気持ちを口にすることに照れがある人は多いようだという。

また、男女別にみると、男性では「ありがとう」が33.3%、「好きだよ」が28.1%と、女性(21.3%、17.4%)と比べて10ポイント以上高くなった。

  • 子どもに伝えたいけれど、なかなか言えないセリフ(複数回答形式)※上位10位までを表示

また、子どもがいる人(1,515名)を対象に、子どもに伝えたいけれど、なかなか言えないセリフを調査。「いつでも味方だよ」(25.9%)が最多で、次いで「愛してる」(20.5%)、「好きだよ」(17.0%)、「よくやったね」(15.1%)、「ありがとう」(14.5%)となった。男女別にみると、男性では「よくやったね」が18.1%と、女性(12.1%)と比べて5ポイント以上高くなった。

  • 配偶者・パートナーに1日で何回くらい"ありがとう"と言っているか(数値入力形式)/配偶者・パートナーに1日に"ありがとう"と言っている回数(平均)

さらに、配偶者・パートナーに1日で何回くらい"ありがとう"と言っているか聞いたところ、「1回」(27.4%)、「5回」(15.9%)、「3回」(15.2%)となり、平均は3.2回だった。一方、「0回」は16.1%という結果に。

地域別にみると、配偶者・パートナーに1日に"ありがとう"と言っている回数の平均は、北陸・甲信越(4.1回)が最も多く、2位は関東(3.4回)、3位は九州・沖縄(3.1回)となった。

  • 配偶者・パートナーから1日で何回くらい"ありがとう"と言われているか(数値入力形式)/配偶者・パートナーから1日に"ありがとう"と言われている回数

(平均)|

また、配偶者・パートナーから1日で何回くらい"ありがとう"と言われているか聞いたところ、最多は「0回(24.0%)」。次いで「1回」(29.0%)や「3回」(13.2%)に回答が多く集まり、平均は2.6回だった。

平均回数を並べてみると、"言っている回数"は3.2回となったのに対し、"言われている回数"は2.6回と、両者でギャップがみられた。感謝の言葉を口にしているつもりでも、言われた側はそう感じていないケースがあるのではないかという。

地域別にみると、配偶者・パートナーから1日に"ありがとう"と言われている回数の平均は、北陸・甲信越(3.1回)が最多で、関東(2.8回)、東海と九州・沖縄(いずれも2.7回)が続いた。