お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、19日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、自身の引き際について告白した。
上沼恵美子やビートたけし、坂上忍といった大御所タレントが出演番組を相次いで卒業することを受け、松本は「俺は何年か前から着陸態勢には入っているからね。それを本当に言ってますから」と芸能活動の幕引きを図ろうとしていることを明かしつつ、「ところが浜田機長が」「管制塔もびっくりですよ」と相方・浜田雅功が“離陸態勢”で活動していることを嘆いて笑いを誘う。
さらに、「ガソリンないのに、あいつどこに行くねん!みたいな」「『機長やめてください!』って副機長の俺が言うてんねんけど」と続け、「ここに来て、ものすごく精力的で」「昔は俺のほうが頑張って、あいつの方が(収録を)早く終わろうとしていたやんか。でも、最近は俺がちょっとへばって来てるのに、楽しそうなのよ」「レギュラーばんばん増やしていくし」と浜田の変貌ぶりに驚きを隠せない様子。
レギュラーを務める長寿番組との向き合い方については、「『ダウンタウンDX』は30歳のときからやっていて、28年やってるんですよ。こっちから言わんと。スタッフは本当は言ってほしいと思うのよ。こっちから言わないと申し訳ないのかなって」と本音を吐露する場面もあった。
「僕なんかは辞めてからやりたいことがないから。みなさんは他にもいろいろあるでしょ。俺はないので、だから困ってるのよね」と引き際の悩みも打ち明けた松本。司会・東野幸治の「年齢的に言うと10年、15年とまだ先の話のような気もするんですけども」には「いや、15年は厳しいでしょ。15年は絶対に厳しいわ」と即反応し、「65歳、あと7年じゃない?」と引退を想定した年齢にも言及してこの話題を締めくくっていた。