第166回芥川賞・直木賞の候補作が17日、発表された。選考会は1月19日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開催され、受賞作は同日のうちに発表される。

  • (上段左から)石田夏穂氏(C)中野義樹、九段理江氏、島口大樹氏(C)講談社、乗代雄介氏(C)新潮社　(下段左から)逢坂冬馬氏(C)Hiroshi_Hayakawa、彩瀬まる氏、今村翔吾氏(C)山口真由子、柚月裕子氏、米澤穂信氏

芥川賞候補は、初候補の石田夏穂氏『我が友、スミス』、初候補の九段理江氏『Schoolgirl』、初候補の島口大樹氏『オン・ザ・プラネット』、3回目の砂川文次氏『ブラックボックス』、3回目の乗代雄介氏『皆のあらばしり』。

直木賞候補は、初候補の逢坂冬馬氏『同志少女よ、敵を撃て』、2回目の彩瀬まる氏『新しい星』、3回目の今村翔吾氏『塞王の楯』、2回目の柚月裕子氏『ミカエルの鼓動』、3回目の米澤穂信氏『黒牢城』。

芥川賞の選考委員は、小川洋子氏、奥泉光氏、川上弘美氏、島田雅彦氏、平野啓一郎氏、堀江敏幸氏、松浦寿輝氏、山田詠美氏、吉田修一氏。

直木賞の選考委員は、浅田次郎氏、伊集院静氏、角田光代氏、北方謙三氏、桐野夏生氏、高村薫氏、林真理子氏、三浦しをん氏、宮部みゆき氏。