会津鉄道は、新型コロナウイルス感染症の影響による鉄道利用者の減少、東武日光線・鬼怒川線のワンマン運転に伴う6050型の乗入れ取りやめ等の状況を踏まえ、2022年3月12日のダイヤ改正で利用状況に合わせた運転本数・時刻の見直しを実施すると発表した。
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会津鉄道が2022年3月12日に実施するダイヤ改正について発表
ダイヤ改正のおもな内容として、会津田島～会津高原尾瀬口間で電車(6050型)による普通列車の運転を取りやめ、新たに気動車による普通列車を運転するほか、「AIZUマウントエクスプレス3・4号」の運転取りやめも予定している。
電化区間である会津田島～会津高原尾瀬口間では、野岩鉄道・東武鉄道と相互直通運転を行い、電車による普通列車も運転している。しかし使用車両の6050型が老朽化していることに加え、3月12日のダイヤ改正で東武日光線・鬼怒川線のワンマン運転区間が拡大されることもあり、会津鉄道の線内でも電車(6050型)による普通列車の運転を取りやめることとなった。代わって気動車による普通列車を運転し、通勤・通学利用者の足を確保するという。
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東武日光駅発着で運転される「AIZUマウントエクスプレス3・4号」は運転取りやめに
会津田島～会津高原尾瀬口間での気動車列車の運転により、東武鉄道管内への乗入れ車両が不足するほか、日光・会津間の輸送量も低迷が続いていることから、東武日光駅発着で運転される「AIZUマウントエクスプレス3・4号」も来年3月のダイヤ改正に合わせて運転取りやめとなる。「会津～日光、日光～会津へお越しのお客さまは、下今市駅乗換えの『特急けごん』・普通電車又は『特急リバティ会津』のご利用をお願いします」と会津鉄道。なお、特急「リバティ会津」はダイヤ改正後、会津田島～会津高原尾瀬口間の無人駅を通過するなどにより、所要時間の短縮が図られる。
