住宅を購入した人の多くが返済しているであろう「住宅ローン」。何歳まで返済し続けるのか、無事に完済できるのか、不安に感じている人は意外と多いかもしれない。

そこで今回は、持ち家のある60代のマイナビニュース会員500人に「現時点での住宅ローン残高」を聞いてみた。

  • 60代で『住宅ローンをまだ返済している』人の割合はどれくらい?

住宅購入の際、住宅ローンは組みましたか?

「はい」(72.8%)
「いいえ」(27.2%)

現時点での住宅ローンの残高はいくらですか?

1.「返済済み」(78.6%)
2.「500万円未満」(11.3%)
3.「500万円以上~1,000万円未満」(5.2%)
4.「1,000万円以上~1,500万円未満」(2.5%)
5.「1,500万円以上~2,000万円未満」(1.1%)
6.「2,500万円以上~3,000万円未満」(0.3%)
7.「3,500万円以上~4,000万円未満」(0.3%)
8.「わからない・答えたくない」(0.8%)

(住宅ローン残高がある方にお伺いします)どのように住宅ローンを返済していく予定ですか?

1.「働き続けて返す」(50.7%)
2.「退職金を返済にあてる」(20.6%)
3.「老後資金を切り崩す」(5.9%)
4.「年金を切り崩す」(4.4%)
5.「その他」(18.4%)

総評

調査の結果、住宅ローンを利用して住宅を購入した人のうち、78.6%が既に返済を終えている一方、20.7%がまだ返済を続けていることが分かった。

ローン残高が残っている人のうち、最も回答者が多い金額は「500円未満」となっている。ローンの返済に際しては「働き続けて返す」という回答が半数を超えている。

住宅費、老後資金、子どもがいる人は教育費と人生の三大支出の負担は近年大きくなるばかり。ぜひ計画的に準備を進めておきたいものだ。

調査時期: 2021年12月3日~8日
調査対象: 60代のマイナビニュース男女会員
調査数: 364
調査方法: インターネットログイン式アンケート