JR東日本新潟支社とJR東日本新潟シティクリエイトは25日、鉄道の高架化によって生み出される新潟駅の高架下空間において、商業施設の開発に着手すると発表した。着工は2022年1月を予定。新潟駅周辺整備事業の進捗に合わせて段階的に開業し、2024年春頃の全体開業をめざすとしている。

  • 万代広場側イメージ(提供 : JR東日本新潟支社)

JR東日本グループでは、新潟駅周辺整備事業を契機として、地域の人々と連携しながら「新潟駅Nプロジェクト」として新規事業・店舗開発等の推進、駅周辺のにぎわいの創出、中心市街地活性化に取り組んでいる。今回の高架下開発は、これらの取組みをさらに推進していくために行われる。

新潟市が進める「にいがた2km(新潟都心のまちづくり)」の拠点のひとつとして、新潟駅高架下開発にも取り組み、駅周辺のにぎわいを創出することで地方創生に資するまちづくりを推進していく。古町・万代などを含めた地域の人々と連携し、にぎわい創出に引き続き取り組むことで、にぎわいを波及させ、「にいがた2km」全体の活性化を推進する。

  • 施設内観イメージ(提供 : JR東日本新潟支社)

  • コンコース側の施設外観イメージ(提供 : JR東日本新潟支社)

「自分らしい『コト』、新潟らしい『コト』を楽しむ場所」を開発方針とし、地域の人々や新潟駅の利用者に向けて、自分らしいショッピングを楽しむ「コト」、仲間との食事を味わう「コト」、新潟の豊かな食や技巧に富んだ銘品を感じる「コト」などを通して、「いつもの日常」を「ちょっと楽しい日常」へ変えていく、くらしを彩る商品・サービスを提供するとしている。