コミック雑誌アプリ『マンガワン』(小学館)で、鳥取から全国No.1のキャバクラ店を目指す人気漫画『ヒマチの嬢王』を連載する茅原クレセさん。ご自身が働いていたキャバクラでの経験や読者から提供されるエピソードを元ネタに、キャバクラにまつわるツイートを投稿して18万人近いフォロワーから支持されています。新人キャバ嬢の源氏名ネタでは13.4万いいねを獲得。新人キャバ嬢の意外にも人気だった源氏名とは?

【キャバクラ体験談】源氏名を決める新人さん(Twitter 茅原クレセ @kayaharakureseより引用)

  • (Twitter 茅原クレセ @kayaharakureseより引用)

源氏名の意味がわかっていなかった新人キャバ嬢が選んだ源氏名は「頼朝」。そして、辞めるまで頼朝で通したという二段オチ。読者の元ネタを見ると「名前のお陰でそこそこ人気だった」そうです。フォロワーも源氏ネタ、歴史ネタで大いに盛り上がりました。

  • (Twitter 茅原クレセ @kayaharakureseより引用)

「いい国つくろうキャバクラ幕府」「いざキャバクラ」「妹分は義経で」「“政子”だったらキャバクラを乗っ取っていたかもww」「いつか平氏が来襲してきそう」などなど。作者の茅原クレセさんにエピソードを漫画にする上での工夫や、そもそもなんでキャバクラ漫画なのかについてお話を伺いました。

■作者に聞いてみた

……エピソードを漫画にする上で気をつけている点は?

そのエピソードで面白いと思ったところをできるだけ簡潔に強調するようにしています。源氏名エピソードの場合は「頼朝でお願いします」と勘違い発言するキャバ嬢に読者の視線が集中するように構成しました。重要じゃなさそうな情報は省かせていただいてます。

……なぜ、キャバクラをテーマに漫画を描こうと思ったのですか?

キャバクラや夜の業界が好きだからです。良くも悪くも普通に過ごしていたら遭遇しない出来事が起こったりするのでそこが面白いと思いました。

……茅原さんが考えるキャバクラの魅力とは?

同じキャバクラでも、地域、経営者、客筋、キャストによって全く違うので、キャバ嬢、店長、ボーイさんそれぞれに独自のエピソードをたくさん持ってらっしゃるところが魅力的だと思います。

キャバクラというと女同士の骨肉の争いのようなドロドロしたイメージで語られがちですが、それは「ほんの一部に過ぎない」と語る茅原クレセさん。キャバ嬢のヌーブラ談義からキャバ嬢をギャップ萌えさせるおじいちゃんボーイの話まで多彩なエピソードで、あまり知られていないキャバクラの世界を案内してくれます。さらに、ビジネス視点でキャバクラの新しい魅力を見せてくれる『ヒマチの嬢王』にも注目!

▼歌舞伎町元NO.1キャバ嬢が地元鳥取で無双するお話(Twitter 茅原クレセ @kayaharakureseより引用)

▼【キャバクラ体験談】源氏名を決める新人さん(Twitter 茅原クレセ @kayaharakureseより引用)