最近はやっと収束の兆しを見せ始めたとはいえ、まだまだ油断はできない新型コロナウイルス禍。多くの人たちが長期間にわたり、親しい友との語らいや賑やかな宴席、楽しい外食などを控えてきた。

そんな我慢の日々を、少しリッチなスイーツを楽しむことでなんとかしのいできたという人も中にはいるかもしれない。そんなご褒美スイーツの代表格として、高級アイスクリームの存在を思い浮べる人も多いことだろう。

ただし、ただでさえ外出自粛で運動不足になりがちな日常にあっては、カロリーの取りすぎには注意したいもの。そこで今回は、日本における高級アイスクリームの先駆けとなった「ハーゲンダッツ」のメニューのカロリーをまとめてみた。

なお、今回はハーゲンダッツのミニカップとクリスピーサンド、アイスクリームバーの各商品を対象とし、記事の作成にあたっては同社の「エネルギー・栄養成分・カフェイン含有量 一覧」(2021年10月26日現在)を参照した。

  • ザクザクしたクッキーの食感で人気のハーゲンダッツの「クッキー&クリーム」は247kcal

「ハーゲンダッツ ミニカップ」のカロリーランキング

まずは、メインの商品である「ハーゲンダッツ ミニカップ」から。

順位 商品名 エネルギー(kcal)
1位 Decorations アーモンドキャラメルクッキー 299
2位 マカデミアナッツ 297
3位 バニラ&クランチショコラ 292
4位 クリスプチップチョコレート 291
5位 ストロベリーチーズケーキ 274
6位 Decorations 抹茶チョコレートクッキー 266
7位 蜜いも 259
8位 ラムレーズン 257
8位 ストロベリーショコラパフェ 257
10位 キャラメルホリック 253
11位 マイスイート ストロベリーフロマージュクッキー 251
12位 濃香ロイヤルミルクティー 249
13位 クッキー&クリーム 247
14位 チェリーカスタードパイ 246
14位 華もち 香ばしみたらし胡桃 246
14位 リッチマロン 246
17位 バニラ 244
18位 グリーンティー 239
19位 リッチミルク 237
20位 ストロベリー 236
21位 華もち 吟撰きなこ黒みつ 234
22位 林檎のカラメリゼ 233
22位 マイスイート 蜜いものタルト 233
24位 GREEN CRAFT 豆乳 チョコレート&マカデミア 209
25位 GREEN CRAFT 豆乳 プレーン 162

Decorations アーモンドキャラメルクッキー

1位には「Decorations アーモンドキャラメルクッキー」がランクイン。商品名の「Decorations(デコレーションズ)」は、滑らかで濃厚な味わいのアイスクリームの上に、食感の楽しいトッピングを組み合わせたアイスクリームスイーツとなる。

ほろ苦いキャラメルソースを混ぜ込んだキャラメルバタースカッチアイスクリームに、スライスアーモンドとバタークッキーをトッピング。濃厚な味わいのキャラメルとパリパリとした香ばしいスライスアーモンド、ザクザク食感のクッキーが合わさり、最後まで食べ飽きない味わいを楽しめる。Decorationsは、6位にも「抹茶チョコレートクッキー」がランクインした。

マカデミアナッツ

2位「マカデミアナッツ」は、ごろっとした食べ応えのある大きめサイズのマカデミアナッツに加えて、ザクザクとした小さめのクラッシュサイズのマカデミアナッツをブレンドすることで、マカデミアナッツの食感を際立たせている。どこを食べてもマカデミアナッツのカリカリとした食感が楽しめる。

バニラ&クランチショコラ

3位「バニラ&クランチショコラ」は、ホワイトチョコレートを加えたコク深いバニラアイスクリームと、とろりとしたほんのりビターなチョコレートソース、サクサクとした食感のフィアンティーヌ入りビターコーティングを層状に重ねた。食べ進めるにつれて、味わいと食感の変化を楽しめる。

クリスプチップチョコレート

4位の「クリスプチップチョコレート」は、濃厚な味わいのミルクと風味豊かなベルギー産ミルクチョコレートをふんだんに使ったミルクチョコレートアイスクリームに、パリパリとした食感と口溶けの良さが楽しめるほろ苦いチョコレートチップを混ぜ合わせた。チョコレートの食感、口溶け、甘味、苦味といった、さまざまな魅力を一口で楽しめる。

ストロベリーチーズケーキ

5位には「ストロベリーチーズケーキ」がランクイン。北海道産クリームチーズを使用したベイクドチーズケーキアイスクリームに、甘酸っぱいストロベリーソースと、ほのかに塩味をきかせたチーズクッキーを混ぜ合わせた。コク深く濃厚な味わいのベイクドチーズケーキと爽やかで甘酸っぱいストロベリーの組み合わせを、香ばしいクッキーの食感とともに味わえる。

「クリスピーサンド」と「アイスクリームバー」のカロリーランキング

ミニカップに続いて、次は「クリスピーサンド」と「アイスクリームバー」のカロリーを見てみよう。

順位 商品名 エネルギー(kcal)
1位 ザッハトルテ 305
2位 バニラチョコレートマカデミア 280
3位 アーモンドバターサンド 276
4位 キャラメルパーティー 272
5位 マロンタルト 271
6位 ザ・キャラメル 251
7位 キャラメルクラシック(リニューアル) 249
8位 香り広がるミルクコーヒー 246

ザッハトルテ

1位にはアイスクリームバー「ザッハトルテ」が輝いた。オーストリアの伝統的なチョコレートケーキ「ザッハトルテ」に着目して開発された。濃厚な味わいのチョコレートと甘酸っぱいアプリコットを組み合わせた秋冬にふさわしい仕上がりで、11月9日より新発売の期間限定商品となる。

バニラチョコレートマカデミア

2位「バニラチョコレートマカデミア」は、バニラアイスクリームとチョコレートコーティングという王道の組み合わせに、カリカリとした食感のマカデミアナッツを組み合わせたアイスクリームバー。食べ応えがありながら、コーティングに隠し味として塩をきかせたことで後味がすっきりとし、何度も食べたくなる味わいに仕上げている。

アーモンドバターサンド

3位にランクインしたクリスピーサンド「アーモンドバターサンド」は、発酵バターを使用したコク深いバターアイスクリームの中に、香ばしさが特長のアーモンドソースを加えた。さらに香り豊かなアーモンドチョコレートコーティングでアイスクリームを包み、サクサクのウエハースでサンドしている。

キャラメルパーティー

4位「キャラメルパーティー」は、甘く濃厚なキャラメルの味わいを楽しめるアイスクリームバー。とろりとあふれ出るビターキャラメルソースが中に入っているキャラメルアイスクリームを、ザクザクとした食感の塩キャラメルクッキーを散りばめたキャラメルチョコレートコーティングで包み込んでいる。

マロンタルト

5位「マロンタルト」は、2020年に引き続き今年も発売となった期間限定のアイスクリームバー。ほんのりと香るラム酒がマロンの豊かな風味を引き立て、秋冬にぴったりな大人の味わいのマロンタルトを表現している。

まとめ

さて、ハーゲンダッツの各商品をカロリー順に見てきたが、いかがだろうか。上位はいずれも300kcal前後となっており、間食としてはやや高めなので注意が必要だ。

ただ、ハンバーガー類やポテトなど高カロリーになりがちなファストフードに比べれば、一日の摂取カロリーの中で、なんとか調整できるレベルのカロリー量と言えるかもしれない。また、同じスイーツ類で見ても、ケーキなどよりは控えめなカロリーではあるだろう。

ランキングの上位には、キャラメルやナッツ、チョコチップなどをアレンジしたアイテムが目立つ。カロリーが気になる場合には、バニラやグリーンティー、ストロベリーなどシンプルなフレーバーを選ぶのもいいかもしれない。