秋本番、どころか急に冬のような気候がやってきて、あったかい飲み物やモコモコのセーターなど、「暖」を与えてくれるものが欲しくなりますよね。

そんななか、Hiroko@BlackSheepさん(@Hiroko_NeFe)が作った、“冬にぴったりの動物”が注目を集めています。

エゾタヌキ完成しました。久しぶりのモコモコ感。満足です 北海道の動物は寒い季節に気持ちを暖かくしてくれる(@Hiroko_NeFeより引用)

  • (@Hiroko_NeFeより引用)

  • (@Hiroko_NeFeより引用)

  • (@Hiroko_NeFeより引用)

  • (@Hiroko_NeFeより引用)

これに対し、リプライ欄や引用リツイートでは、「今にも動きだしそうなモフモフ感」「この眼の優しさ。素晴らしいタヌキですね」「ちょうどいいデフォルメが効いていて超絶可愛いです!」「こういう可愛いものを待っていた。眼福である」など、そのリアルさやかわいらしさを称えるコメントが続出。

つぶらな瞳のキョトンとした表情に、すっかり魅了されてしまう人が後を絶ちません。

Hirokoさんはこの「エゾタヌキ」のほかにも、羊毛フェルトでさまざまな動物を制作されています。

  • (@Hiroko_NeFeより引用)

お茶目な表情にキュンとしてしまうハリネズミや、

  • (@Hiroko_NeFeより引用)

エゾタヌキ同様、北海道固有の動物で、まぁるい目がチャームポイントの「エゾモモンガ」など、それぞれの動物の特徴をとらえた愛らしい作品の数々に、思わず笑みがこぼれます。

今にも動き出しそうなくらいリアルですが、それと同時にあたたかな“温度感”も感じられますよね。

これほど愛らしい動物たちはどうやって生まれるのでしょうか。このツイートをしたHiroko@BlackSheepさんに、制作のポイントなどをうかがいました。

羊毛フェルト動物、制作のこだわりを聞いてみた

――エゾタヌキをモチーフにされたきっかけをお教えください。

もともとタヌキが好きだったのもあるのですが、エゾタヌキの冬毛の暖かそうな姿の動画を偶然ツイッターで見て、羊毛フェルトにぴったりのモチーフではないかと思い作りました。

――制作時間はどのくらいかかりますか?

15時間くらいだと思います。調子がいい時で1週間に1体くらい作れます。

――リアルだけどどこかコミカルにも見えるエゾタヌキ。制作の際にこだわったポイントを教えてください。

毛の質感や色合いを出すことを大切にしています。 動物の毛は一色に見えて数色の色が混ざっているので、複数の羊毛を混ぜて色を表現しています。

また、色の切り替わりもグラデーションを出して自然に見えるようにしています。

――さまざまな羊毛フェルトの作品を作られていますが、作る際に心がけていることはありますか?

「リアルでかわいい動物を作る」を心がけています。リアルなだけだと、ときに剥製のように見えてしまうので、首の向きや目の位置、指など、生きている動物がするしぐさを表現できるように注意しています。

  • (@Hiroko_NeFeより引用)


これからの季節、ますます愛おしくなりそうな手のひらサイズの羊毛フェルトの動物たち。

一部の作品はHirokoさんのネットショップ「BlackSheep」で販売もされているので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。