俳優の池内博之が出演する映画『リンボ』が、30日から開催の「第34回東京国際映画祭」で、ジャパンプレミアとして日本初上映される。

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同作は、中国のインターネット小説を原作に、舞台を香港に置き換えて映画化された作品。鄭保瑞(ソイ・チェン)氏が監督を務め、モノクロ撮影と美術、林家棟(ラム・カートン)の鬼気迫る演技、そして香港で活躍する池内の存在感が見どころとなっている。

物語は、香港のスラム街が舞台となっており、そこでは女性ばかりを狙う猟奇的殺人事件が頻発していた。新人のウィルと組んで事件を担当しているベテラン刑事・ザムは、トウという若い女性を協力者にして捜査を進めていくうちに、謎めいた男が捜査線上に浮上する。

役柄は明かされていないが、“物語の鍵を握る謎の男”として出演する池内。ジャパンプレミア決定を受け、「この度、東京国際映画祭で上映されること、本当に嬉しく思っています。ホラーサスペンス映画ですが、内容もさることながら、素晴らしい美術と音楽とともに楽しめる作品です。是非劇場にてご覧ください」とコメントを寄せた。