JR東日本仙台支社は27日、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から運転を取りやめた、東北本線全線開通130周年記念「東北本線130周年号」について、運転区間を変更した「復活!! 東北本線130周年号」として、12月4・5日に運転すると発表した。

  • E653系(提供 : JR東日本仙台支社)

「復活!! 東北本線130周年号」は、10~12月に実施している「巡るたび、出会う旅。東北」秋冬プロモーションの一環で運転。E653系の国鉄色編成が仙台~青森間を走るほか、乗車を記念した特製「ホーロープレート」が購入特典として用意されている。

12月4日は仙台駅12時36分発・青森駅19時3分着で運転し、途中の一ノ関駅、盛岡駅、八戸駅に停車予定。12月5日は青森駅12時13分発・仙台駅18時34分着で運転し、途中の八戸駅、盛岡駅、一ノ関駅に停車予定となっている。

乗車記念特製ホーロープレートは、特急「はつかり」のヘッドマークと種別札のデザインを再現(横172×縦102mm)している。車内では乗車記念オリジナルスタンプが1号車のラウンジスペースに設置(予定)され、乗車当日にスタンプ台紙も配布される。東北本線を運転していた「はつかり」のヘッドマークも1号車のラウンジスペースに設置され、記念撮影など楽しむこともできる。

  • 「ホーロープレート」(表)のイメージ(提供 : JR東日本仙台支社)

  • 「ホーロープレート」(裏)のイメージ(提供 : JR東日本仙台支社)

  • 「はつかり」ヘッドマークのイメージ(提供 : JR東日本仙台支社)

「復活!! 東北本線130周年号」は、「びゅうトラベルサービス」の「日本の旅・鉄道の旅」サイトの限定商品となっており、10月28日14時から申込みを受け付ける。旅行代金は1泊2日で3万3,500~3万7,500円、グリーン車を利用する場合は1泊2日で4万4,500円となる。