俳優の桐谷健太が、シリーズ初出演で主演を務めるフジテレビ系オムニバスドラマ『世にも奇妙な物語’21 秋の特別編』(11月6日21:00~)の見どころなどを語った。
桐谷が出演するのは、テレビゲーム『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』を題材とした短編ドラマ『ふっかつのじゅもん』。主人公・中岡賢一(桐谷)は、息子の祐樹(笹木祐良)と実家の片付中にゲーム機とソフトを見つける。そのソフトは『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』で、「ふっかつのじゅもん」と書かれた48文字のひらがなが書かれた紙片が貼ってあった。
祐樹はすきを見て、その「ふっかつのじゅもん」を入力し、ゲームをしているといつの間にか1人の小学生が現れる。賢一は、祐樹の友達だと思い、放っておくが、ある違和感を覚える。賢一はその違和感を拭うために、ふと卒業アルバムを見る。すると、そこにはさっきまで祐樹と遊んでいた小学生の姿が……。その小学生の正体は、賢一が小学生の頃よく遊んでいた友達で、小学5年の時に近所の川で亡くなってしまった良介(石田星空)だった。このありえない状況にひどく動揺する賢一は、もう一度、良介に会うために『ドラゴンクエストII』を起動し……。
桐谷のコメントは、以下の通り。
――『世にも奇妙な物語』への出演が決まった時の感想は?
『世にも奇妙な物語』は歴史のある番組で、僕も出演することが夢だったので、出演できてうれしく思っております。ウソみたいな本当の話ですが、このオファーが来る前に僕の頭の中で「ロトのテーマ」(『ドラゴンクエスト』シリーズのゲーム音楽)が流れたんです…偶然に!その後すぐにマネージャーさんから『世にも奇妙な物語』の話が来たと聞き、それも『ドラゴンクエスト』の話と言われ、即決で「やります!」と返事をしました。
――台本を読んでみた時の感想は?
すごく『世にも奇妙な物語』らしい作品で、僕が演じる賢一の少年時代の切なさや、妻や子供との関係など一人一人の思いを丁寧に描いている、とても面白い作品だと思いました。
――ご自身の役について
賢一が、『ドラゴンクエスト』をプレイすると不思議な現象が起きて、子供の頃に押し殺していた自分の思いや感情が目を覚まします。そして、その現象をきっかけに賢一がどう変わっていのか心の動きを表現できればと思っております。また、少年役の子たちや妻役の野波さんと演じていく中で、すごく厚みのある物語ができていると思います。
――番組を楽しみにしている視聴者に向けてへのメッセージ
この作品は『世にも奇妙な物語』らしい不思議な雰囲気の中で、グッと感動ができる作品になっていると思いますし、ちょっとゾクッとさせる部分もあります!ぜひ、そういうところを楽しんでいただければうれしいなと思います。ぜひ、お見逃しなく!
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