様々な長寿番組を経験してきた2人だが、どこまで続けていきたいかという目標を聞いてみると、「ざっくりあと100年くらいはやったほうがいいんじゃないですか? 田中さん」(久本)、「156歳なんてできないでしょ(笑)」(田中)と冗談を飛ばしながら、「1年でも2年でも、皆さんに愛され続けていきたいというのは、本当に思います」(久本)と謙虚に語る。

最近は、自分の引退時期を予告する芸人も出てきたが、2人そろって「考えたことはないです」とのこと。久本は「自分の気力がなくなったら楽しくないので、それでフェードアウトして引退するというのはありだと思います。だって、世の中面白いこといっぱいあるわけだから、テレビの世界に固執しなくたっていいわけで。でも、私はオファーが続く限り、お仕事を頂く限りはやりたいなと、今は思ってます」との考えを明かした。

『ケンミンSHOW』では、人生の大先輩のケンミンたちの元気な姿がよく見られる。「70歳、80歳になっても元気な方がたくさんいらっしゃいますし、芸能界でも大御所でまだまだ元気にバリバリやってる方がいっぱいいらっしゃいますからね」と久本が話すと、田中は「(ビート)たけしさんなんて74歳になって襲われて、それをネタにしてるんですから(笑)」と感心。

久本が「タモリさん(76)なんて理想的ですよね。趣味と同じ番組を持って、自分の好きな時間を過ごされながらお仕事もレギュラー番組でずっと続けられて…」とうらやましがると、田中は「でも、そこに至るまでに『笑っていいとも!』を30何年もずっと毎日やってたんですから」と強調し、久本は「ご褒美ですよね。じゃあ私らも『ケンミンSHOW』でご褒美もらえるくらい、これからも頑張ってやっていきたいと思います!」と、気を引き締めていた。