三国ワインは10月12日、「ワインに関する実態調査」の結果を発表した。調査は8月17日~19日、月に1回以上飲酒する全国20代~50代の男女500名を対象にインターネットで行われた。
「今まで飲食店でワインリストを渡されて困惑したことはありますか?」と尋ねたところ、半数以上の人が「何度もある」(22.0%)または「ある」(30.0%)と回答。
その時のエピソードについて聞くと、以下のような回答が寄せられた。
「よく分からないので結局はウェイターさんにお勧めを聞いたが、あまり好きな味じゃなかった(愛知県・32歳女性)」
「一度でも、聞いたことのある銘柄を選んじゃう(東京都・44歳女性)」
「よく分からないので二番目に安いワインを選んだ (福岡県・56歳女性)」
「知識があまりない時に渡されたときに困惑して顔が真っ赤になってしまった(静岡県・39歳男性)」
「高額ワインと思って選んだのに、市場ではリーズナブルな価格で販売されていた(東京都・48歳女性)」
「産地が一切記入されておらず、どの店員に聞いてもパニックになられて産地を知るのに、20分以上待つ羽目になった(大阪府・48歳女性)」
「お店のリコメンドを聞いたら、最高級ワインだった(東京都・37歳男性)」
「とりあえず名前見ても全然分からない。説明を見ても分からない。名前の響きや価格で適当に選ぶ(大阪府・28歳男性)」
「知らない産地・品種だとどうしてもお安い物を選んでしまう(東京都・53歳男性)」
「説明されても読んでも味わったことのない味は分からないため困惑する。チャレンジするしかない(大阪府・45歳女性)
続いて、自宅用にワインを購入する場合の金額について聞いたところ、「1,000円未満」(35.0%)や「1,000円以上2,000円未満」(30.8%)という人が多く、自宅用のワインとしては、6割以上が2,000円未満のワインを購入していることが明らかに。
また、ワイン選びで重視することを聞くと、8割以上が「種類」(85.2%)と回答。食事や気分に合わせて、赤・白・スパークリング・ロゼなどの種類を最初に決める人が多かったほか、「味」(78.6%)、「価格」(73.8%)、「産地」(48.2%)も上位に。産地に関しては、「国産」(56.6%)、「チリ」(49.8%)、「フランス」(49.2%)、「イタリア」(43.6%)、「スペイン」(36.6%)といったヨーロッパのワイン大国が名を連ね、約6割の人が「産地を(どちらかというと)気にする」(58.2%)と回答した。
最後に、一緒にワインを飲みたい芸能人を教えてもらったところ、1位「石原さとみ」(8.4%)、2位「綾瀬はるか」(8.0%)、3位「新垣結衣」「竹野内豊」(ともに7.0%)、5位「長澤まさみ」(5.0%)という結果に。
石原さとみさんを選んだ人からは、「お酒が好きそうだから」「楽しく飲めそうだから」「上品で洗練されているから」といった声が。男性芸能人トップの竹野内豊さんに関しては、「ワインが似合いそうなので」「渋くてかっこいい飲み方を知ってそうだから」「素敵だから。お酒も美味しくなる気がする」といった声が寄せられた。