知らない土地で救急車やロードサービスを呼びたい! そんな時、必ず聞かれるのが正確な現在地。コンビニや目印になるような建物が近くにあればいいのですが、何もないところだと困りますよね。

今回は、そんなもしもの事態に備えて、緊急時に役立つ情報を描いたSEICAさん(@seica_illustration)の投稿を紹介します。

緊急時に備えて、皆さんも実際に街を歩きながら現在地がわかるものを確認してみてください
(@seica_illustrationより引用)

「現在地がわかるもの3選」みなさん、ご存知でしたか? 電柱に町の名前が表示されていることは知っていましたが、自販機や標識、信号でも確認できるんですね。

この投稿に、「なるほど」「確かに、住宅地だったら説明難しいですね~」「自動販売機や標識は…知らなかった~」「現在地がわかるものって意外とあるものなんですね。勉強になりましたー」「覚えておきます!」といったコメントが多数寄せられていました。

また、ロードサービス提供のコールセンターで働いていた人からは、「現在地を教えてもらう際に自販機に書いてある住所を読み上げてくれたのですが、その自販機の会社の住所が書いてあるものもあるみたいでコカ・コーラが現在地になってしまったお客様がいらっしゃいました笑」といった体験談も……。きっと、慌てていたために、製造元のラベルを見てしまったのかと思いますが、コカ・コーラの本社に緊急車両が殺到してしまっては大変なので、自販機に貼られた住所表示がどういうものなのかを調べてみました。

全国清涼飲料連合会によると、携帯電話の普及に伴い「緊急事態を発見しても通報者が今居る住所がわからないため伝えられない」という事例が増えたことから、全国消防長会から自販機業界に対し「自販機への住所表示」の依頼があったそうです。これにより、2005年1月から屋外の自販機に「住所表示ステッカー」を貼付する活動をはじめたとのこと。

この「住所表示ステッカー」ですが、ステッカーには必ず「ここの住所は」という文言が入っています。近くの自販機で確認することもできますし、「自販機 住所表示ステッカー」などと入力して画像検索をかけると、さまざまな貼付例を見ることができます。

災害時や迷子になった時にも役立つ知識なので、ぜひ、お子さんも含め、家族みんなで確認してみてくださいね。