Slack(スラック)のアイコン変更方法は? 追加からサイズ調整などくわしく解説 (1)

ビジネスチャットツールのSlack(スラック)を利用するときに、必須ではありませんが、ワークスペースや個人のアイコンをデフォルトの画像からオリジナルのものに変更する人は多いでしょう。今回は、Slackのアイコンや表示名の設定方法をくわしく解説します。

チャット内のメッセージに使う絵文字のカスタム方法もあわせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

Slack(スラック)のアイコンを変更する方法をくわしく解説します

Slack(スラック)の基本知識

Slackというビジネスツールの存在は知っているけど、使用方法をくわしくは知らないという方もいるでしょう。ここではSlackの基本知識についてご紹介します。

Slackとはビジネスチャットツール

Slackは、米国で開発されたビジネスチャットツールです。ビジネスチャットとは、同じプロジェクトに取り組んでいる人同士がチャットを通じて、リアルタイムでコミュニケーションが取れるツールを指します。LINEのグループ機能に、ファイルの添付機能などのビジネス上に便利な要素が合わさったツールだと考えると、わかりやすいでしょう。

現在Slackは150か国以上で利用されていて、有料プランを利用している企業だけでも169,000社以上にのぼり、世界中で使われています。日本でも2017年11月17日より日本語版が利用できるようになり、仕事上のコミュニケーションツールとしてSlackを導入する企業が増えてきました。

Slackを利用するメリット

コミュニケーションツールとしてSlackを導入している企業が増えているのは、メールにはない便利さがあるからです。ここではSlackを利用するメリットを解説します。

途中からSlackに参加しても過去のやり取りが見られる

Slackでは「チャンネル」とよばれるグループチャットをするスペースを作成して、各スペースの参加者たちがコミュニケーションを取るのが主な連絡方法です。

チャンネル内でのやり取りは無料プランで10,000件、有料プランで無制限に残っているので、途中から参加したメンバーもさかのぼって過去ログを確認して、プロジェクトの流れや過去の申し送りを把握することが可能です。

メールでは過去のやり取りを確認できません。途中から参加したメンバーにとっても、元々いたメンバーにとっても、共有する手間が省ける嬉しい機能といえるでしょう。

メンバー全員と情報を共有できる

一緒にプロジェクトを進行しているメンバー全員に連絡をしたいときに、Slackであればチャンネル内の全員に情報を通知できます。メールのように連絡したい相手を選んで、CCを付けて送信する必要がありません。

またメールでは送信してしまった内容は取り消せませんが、Slackでは一度送信しても、メッセージを削除したり、編集したりできる点でも便利といえます。

検索機能が充実している

Slackは検索機能が充実していて、チャンネルごと、発信者、期間などにしぼって検索することが可能です。この多彩な検索機能があるおかげで、見つけたい情報を簡単に探すことができます。

メールであれば過去のやり取りを見つけるのは、なかなか大変です。一方、Slackは過去の情報を見つけやすく、メリットといえます。

Slack有料プランと無料プランの比較

Slackは無料でも利用できますが、メッセージの履歴件数が10,000件までなど制限があります。有料プランであれば、より便利に利用できるでしょう。以下は無料プランと有料プランの比較を表にしたものです。

	無料	プロ	ビジネスプラス
月額	0円	850円(年払いの場合の月あたりの金額) 月払いは960円	1,600円(年払いの場合の月あたりの金額) 月払いは1,800円
メッセージ履歴	10,000件まで	無制限	無制限
アプリ連携	10個まで	無制限	無制限
音声通話とビデオ通話	一対一のみ	参加者最大15名	参加者最大15名
ファイルストレージ	ワークスペースあたり5GB	メンバーごとに10GB	メンバーごとに20GB
サポート	公式お問い合わせから	プライオリティサポート	初回の対応を4時間以内に実行。週7日24時間体制でサポート。