10月は神無月(かんなづき)とも呼ばれます。日本は八百万の神々が万物に宿るとされます。神さまが出雲の国の会議に出向かれるため、その多くの神さまがいなくなってしまうためこの名がついたとされます。それでは、10月の開運行動をご紹介します。

秋も深まる10月。秋は金のエネルギーを持ち、その勢いはMAXまで高まっていきます。豊かな実りによって、大きな財運を得るチャンスのときです。豊作を祝う収穫祭も各地域で行われます。仮装するイベントのイメージの強いハロウィンも、収穫を祝い、先祖に感謝するケルト人を起源としたヨーロッパ発祥のお祭りです。

金運は楽しいところに集まってくる性質があります。美味しいものをたくさん食べて幸運を引き寄せましょう。

今すぐやりたいGOODな開運行動

10月16日は、吉方位へ出かける祐気取り(ゆうきとり)で大開運できる日。特に16日は、2021年では1一度しか巡らない大開運日。2021年の恵方となる南南東へ出かけると運気アップ!

10月18日は、後の月ともいわれる十三夜。十五夜につづき、2回目のお月見です。どちらか片方だけお月見することを片三月といい、忌む風習があります。美しい月を愛で、ツキをもらいましょう。

10月27日は、天赦日。神様が天上に向かうため、すべての罪が赦される日とされる縁起のいい大吉日です。大切なことはこの日に行うと、幸運に恵まれやすくなります。

10月31日は、ハロウィンです。オレンジ色のカボチャをイメージする人も多いのではないでしょうか。カボチャは、災いを遠ざけラッキーが運ばれるパワーフード。パンプキンを使ったスィーツは、財運、恋愛運がアップするのでおススメです。

やってはいけないNGな悪運行動

10月20日から秋の土用がはじまります。土用とは、季節の変わり目のことで、およそ18日間あります。土のエネルギーが最も盛んになる時です。土用明けとなる11月7日までは、土を司る土公神(どくしん・どこうしん)という神さまが、その土地をお守になるとされます。そのため土をいじると災いがおこる心配があり、よくないとされています。

ガーデニング、引越、新築、改築など土をさわることに加え、人生を大きく左右するようなイベントとなる結婚、開業など新しいことを始めるのも控えたほうがいいとされています。

土用には土用殺といって、出かけると凶となる方角があります。秋の土用は、西北が土用殺となります。西北に出かける場合は、細心の注意を払いましょう。

どうしてもというときには、10月26日・28日・30日に作業を行いましょう。この日は間日(まび)といわれ、土公神が天上へ向かうため、災いを被ることがないとされています。

万物の全ては土に還り、また育つことから、土のエネルギーは破壊と再生のエネルギーを司ります。この時期は、しっかり身体を休めるのがいいでしょう。

いかがでしょうか。秋の夜長。しずかに読書、窓をあけて虫の声を聴くのも風情があっていいですね。秋を楽しむことも運気アップにつながります。