マイナビは9月28日、「マイナビ2022年卒学生就職モニター調査8月の活動状況」を発表した。調査は8月25日~31日、2022年卒業予定の全国の大学4年生および大学院2年生1,906名(男子828名、女子1,078名)を対象にインターネットで行われた。
就職活動を漢字一文字で表してもらったところ、2年連続で「苦」が1位となった。次いで2位「楽」、3位「耐」、4位「難」、5位「迷」、6位「辛」と続き、withコロナ2年目の就活は、多くの学生にとって「苦難に耐えて、迷って辛い」と感じる険しい道だったことがうかがえる結果に。また、9位には「挑」がランクインし、2000年(2001年卒)の調査開始以来初のBEST10入りとなった。
また、「あなたの就職活動のテーマ曲」を聞いたところ、1位は「栄光の架橋」(ゆず)、2位は「群青」(YOASOBI)という結果に。そのほかTOP10には、4位「ファイトソング」、5位「サクラ咲ケ」、8位「Happiness」と嵐の曲が3曲ランクインした。
次に、今後のライフイベントで「結婚」や「育児」を希望するか聞いたところ、「育児」を希望する女子の割合は60.4%(前年比3.3pt減)でやや減少し、男子は微増の52.9%(前年比0.2pt増)だった。また、「結婚」も「育児」も希望しない男子は19.0%(前年比1.9pt増)、女子は20.1%(前年比3.2pt増)で、いずれも2年連続で増加。
さらに、「人生100年時代の到来に際して、何歳まで働き続けたいか」を聞いたところ、男子の平均は65.6歳(前年比1.7pt減)、女子の平均は63.3歳(前年比0.7pt増)となり、前年より男女差が縮まる結果となった。