エン・ジャパンは5月26日、「オンライン就活」意識調査2021の結果を発表した。調査期間は2021年5月18~23日、調査対象は新卒学生向けスカウトサービス「iroots」を利用する2022年に卒業予定の大学生/大学院生、有効回答は650人。

オンライン就活、92%が「メリットを感じる」と回答

  • オンライン就活について、メリット・デメリットどちらを感じますか?

オンライン就活について、メリット・デメリットどちらを感じるか尋ねると、92%が「メリットを感じる(どちらかというと含む)」と回答し、2020年5月に同じく22卒学生向けに実施した調査と比べて22ポイント増加した。

既に内定を取得している学生に、内定先企業はどのような選考方法の企業だったか聞くと、「内定までの全プロセスがオンライン完結する企業のみ」が52%、「内定までの全プロセスがオンライン完結だった企業と、対面選考が含まれる企業の、両方があった」が29%となり、合わせて81%の学生がオンライン完結で内定を取得していることがわかった。

対面でのイベントや選考に参加経験がある学生に、どのようなイベントや選考が対面で実施されたか問うと、「最終面接」が最も多く32%。次いで「インターンシップイベント」が20%、「1次面接~最終面接の1つ前」が18%と続いた。

なお、最終面接の対面実施については、ポジティブ・ネガティブ両面の感想が寄せられており、ポジティブな感想では、「最終面接を対面で実施したが、企業側の雰囲気も分かりやすいし、自分の雰囲気もオンラインより伝えることができたと思う」など、ネガティブな感想では、「オンラインの面接に慣れきっていたため、対面での最終面接はとても緊張した」などの声がみられた。