ライボは9月27日、「2021年新入社員実態調査」の結果を発表した。調査は9月3日~15日、2021年4月入社の20代社会人186名を対象にインターネットで行われた。

  • 勤務先に対する満足度

    勤務先に対する満足度

現在の勤務先に対する満足度について調べたところ、68.8%が「満足(大変+やや)」と回答。また、「希望の企業へ就職できた」が75.3%、「希望部署に配属された」が54.3%と、半数以上が希望どおりの就職が叶っていることがわかった。

就職先を決定する際に重視したことについては、「業務内容」と「給与・昇給」(ともに56.5%)が最も多く、次いで「企業名・知名度」(43.5%)、「福利厚生」(39.8%)という結果に。一方、最も低かった項目は「勤務地・立地」で、わずか1%。テレワークによる働き方の変化に伴った回答が顕著に現れた結果となった。

  • 労働時間と残業時間の月間平均

    労働時間と残業時間の月間平均

次に、勤務先の労働時間について聞いたところ、月間平均「140時間以上160時間未満」(28.0%)や「160時間以上180時間未満」(38.2%)が多く、残業時間に関しては、およそ7割が月間平均「20時間未満」と、働き方改革が進んでいる傾向がうかがえた。

  • 入社前後のギャップとその理由

    入社前後のギャップとその理由

また、入社前後のギャップについて尋ねたところ、43.5%が「ギャップを感じた」と回答。理由を聞くと、「会社の雰囲気」「業務内容」(ともに32.4%)が最も多く、次いで「給与・年収」(31.4%)という結果に。一方、「仕事とプライベートとの両立はできていますか?」という質問では、実に89.2%が「両立している」と回答した。