女優の森七菜が出演する、ロッテ「雪見だいふく」の新CM「弾むぷにぷにモチ」編が8日より放送される。
新CMでは、オフィスで「雪見だいふく」40周年について企画を練る商品開発担当の森が登場。“40年間夢見た理想のおもち”がテーマの企画書を提出するのだが、上司は首を縦に振ってくれない。思考錯誤を重ね、頭を抱える森。ふと自分の頬を触った瞬間、「ぷにぷに……?」と何かをひらめき、理想のおもちを求めて、餅つき職人の元へと修行に向かう。
そして迎えたプレゼン当日、森は「雪見だいふくが生まれ変わりました!」と“40年間夢見た理想のおもち”を堂々披露。会場から大きな拍手が沸き起こったと思いきや、場面が自宅に移り、そこには家でくつろぐ森の姿が。実は今までの物語は、雪見うさぎと一緒に森が家でのんびり「雪見だいふく」を食べながら観ていたドラマだった……という内容になっている。
さらに本日2日より、今回の新CMに加え、新WEB-CM「ぷにぷにストレートトーク」編、「ぷにぷにワイプ」編、「ほっぺたのやわらかさ」編、「ぷにぷに早口言葉」編も公開されている。
■森七菜インタビュー
――CMでは、夢のおもちの完成を「ドラマがありそうなおもちができました!」と表現してますが、 森さんのプライベートで実際に起こった「ドラマになりそうなエピソード」があればお聞かせください。
このお仕事を始めたときから夢のようなお話がたくさんで……。お仕事させていただく度にそう思うのですが、そのきっかけっていうのが、スカウトしてもらって、その1カ月後にはもう東京に来ていて、そのまた1カ月後にはもうお仕事が始まっていたんです。そういう目まぐるしい生活が始まり……。
そこから高校生になって、その高校の文化祭で学校のみんなが応援してくれていて。文化祭で出店を出したときに、(私が)受付をしていたら「食べ物を買うので握手してください!」って言ってくれる人がすごいたくさんいて、すごい列になってくれたんです! それで「ありがとうございます!」と言いながらいっぱい売り上げて、クラスみんなも「やったー! 七菜最高!」って言ってくれて。
いつも学校に行けず、(友達の)ノートとかをFAXしてもらっていたんです。だから本当にいつか恩返ししたいと思っていたから、クラスの出し物でいっぱい買ってもらえて、最後には「出し物最優秀賞」を取ったんです。それがすごい嬉しくて(クラスのみんなにも)「ありがとう!」って言ってもらえて、みんなで出店をできたってことがすごい良い思い出だなと思います。
――今年「雪見だいふく」は40周年。森さんも8月31日で20歳になりましたが、20年間を振り返って追求してきた事は何ですか? またこれから40歳までに追求したい事は何ですか?
(20年間を振り返って)10代を追求してきましたね、すごく。思うままに走ったり、思うままに遊んだりした19年間だったなと本当に思います。自分が奔放にしているとやっぱりお母さん、お父さん、弟に、それなりに迷惑がかかっているので、これからの20年間は、そういう人に恩返しとか「ありがとう」という気持ちとか、誰かが突き進むとなったときに支えられるような人になることは絶対条件だなと思います。
お芝居のお仕事はもちろんですけど、それ以外のお仕事も40歳になるまでに「あれもやったし」、「これもやったし」って言ってみたいなって思いはあります。お料理に関する事とかも、最近お父さんやお母さんに教えてもらったりしながら、好きになったので。
雪見だいふくと言えば、開けて触りたくなるような、サラサラで、それでいて今度はぷにぷにモチモチでっていう……もし本当に私のことを“もちなな”と(SNSで)言ってもらえているのであれば、これから40歳までの20年間、もっともち肌を追求できるようにいろんな努力をしたいと思います。