俳優の田中圭が主演を務める、テレビ東京の10月クール金曜8時のドラマ枠『らせんの迷宮 ~DNA科学捜査~』(毎週金曜20時~)の場面写真とクランクアップコメントが30日、届いた。
同作は、作:夏緑、画:菊田洋之による『らせんの迷宮―遺伝子捜査―』の実写化作品。「DNAは嘘をつかない」が口癖で、数億桁の遺伝子配列を記憶するという天才遺伝子科学者・神保仁(田中)が、熱血刑事や科捜研の美女とともに、難事件や未解決事件を解き明かし、遺伝子捜査の裏にある人間の業に迫る。2020年4月からの放送を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大により撮影が中断し、放送延期となっていた。
今回公開された場面写真は、主人公の天才遺伝子科学者・神保仁がDNAの知識でいとも簡単に事件を解決し、警察から感謝状を受け取るシーンなど。熱血刑事・安堂源次(安田顕)はDNA鑑定に頼らず「俺は俺のやり方で!」と刑事の勘で捜査を進めようとしていたため、「DNAは嘘をつきません」と言い放ち事件を解決する神保におもしろくなさそうな顔を見せる。しかし、偶然出会った2人は、最強バディとなっていく。
また神保が初めて科捜研を訪れるシーンには、倉科カナ演じる科捜研の乱原流奈の姿も。源次との付き合いが長く、学生時代から研究者として神保のことを尊敬し憧れていたため2人の捜査にも協力的で、様々な事件で力を合わせていく。
難事件が発生する本作の癒しの時間は、松坂慶子演じるカフェ「ゲ呑ム」のママ・馬場ゆかりが登場するシーン。神保にカフェの2階を貸しているゆかりはなにかと神保を気にかけ、スイーツ好きの神保のためにいつもいろんなスイーツを出してくれる。DNAのことばかり考えていて、いつも冷静沈着という神保も、大好きなスイーツを食べる時間は幸せそうな顔を見せる。
さらに、今年6月に再クランクインした同作がクランクアップを迎え、田中と安田のコメントが届いた。同局史上最長期間の撮影となった1年5カ月の時を経て無事に撮影を完遂した喜びの声となっている。
田中圭 コメント
いつも、終わってしまえばあっという間だったと感じるものですが、今回ばかりは本当に長かったなと感じています。
だけど、終わらないものはないのだなと、今、思っております。始まったものって絶対終わりがくるんだなと思うと、寂しくもなったし、一つ一つもっと大切にしようとも思いました。
視聴者の皆さん、大変お待たせしました! 無事撮影も終わり、あとは監督・編集チームが頑張ってくださると思います。
事件を解決していく凸凹コンビとしては、異色のコンビですし、新しいドラマに仕上がっているんじゃないのかなと思っていますので、是非お楽しみにしていてください!
安田顕 コメント
無事、クランクアップを迎えることができ、ほっとしています。一つ一つが自分にとって大切なシーンになりました。期間があいた分、スタッフの皆さんやキャストの皆さんにも一つ一つ思いがあると思いますので、是非、全話通して、見続けていただけたらなと思います。
いよいよ10月から放送となります。この『らせんの迷宮』というドラマを、首を長くして待ってくださった方も多いと思います。ようやく始まりますので、楽しみにしていてください!
(C)夏緑・菊田洋之・小学館/テレビ東京/AX-ON