マイナビは8月26日、「マイナビ2022年卒学生就職モニター調査7月の活動状況」を発表した。調査は7月26日~31日、2022年卒業予定の全国の大学生および大学院生4,714名を対象に、WEBアンケート方式で行われた。

  • あなたの周りで流行った「就活用語」

    あなたの周りで流行った「就活用語」

22年卒の就活生に周りで流行った就活用語を聞いたところ、「NNT(無い内定)」が1位に。Twitterでは「#22年卒NNT」などのハッシュタグが使われるなど、2年連続でトップとなった。

続く2位は、「学生時代に力を入れたこと」の略語「ガクチカ」。3位には「お祈り」がランクイン。不採用通知の決まり文句「今後のご活躍をお祈りしております」という一文から、選考に落ちたことを意味する言葉として用いられている。

以下、4位「サイレント(選考の結果の連絡が来ないこと)」、5位「ES(エントリーシートの略)」、6位「終活(就活を終えるための活動)」、7位「グルディス(グループディスカッションの略)」、8位「無い内定(NNT)」、9位「オワハラ(企業が内々定を出した学生に対して就職活動を終えるよう強制すること)」、10位「クラッシャー(グループディスカッションで、繰り返し議論を妨害する人)」となった。

  • 「この人が人事担当だったら、その会社に入社したい」ランキング

    「この人が人事担当だったら、その会社に入社したい」ランキング

続いて、「この人が人事担当だったら、その会社に入社したい」と思う有名人やキャラクターを回答してもらった。

その結果、男性部門では、嵐の「櫻井翔」が3年連続1位に。続く2位は「松岡修造」、3位「阿部寛」と続いた。女性部門のTOP3は、1位「水卜麻美」、2位「天海祐希」、3位「新垣結衣」という結果に。また、架空のキャラクター部門では、「ドラえもん」が3連覇を達成。以下、2位「野原ひろし」、3位「ミッキーマウス」が上位となったほか、「鬼滅の刃」の「竈門炭治郎」(4位)、「呪術廻戦」の「五条悟」(7位)など、話題のアニメキャラクターも上位にランクインした。

  • 就職活動に影響したニュースワード

    就職活動に影響したニュースワード

次に、就職活動に影響したニュースワードを選んでもらったところ、「新型コロナウイルス感染症」(29.7%)が最多に。次いで「テレワーク、リモートワーク、在宅勤務」(24.3%)、「withコロナ」(20.6%)と続き、コロナ禍に関するワードが上位に並んだ。

また、「SDGs」を選んだ学生も19.3%見られ、企業を選ぶ際に「SDGsにどう向き合っているか」「SDGsが達成できる企業か」を重視していることが明らかに。さらに、女子では「女性活躍推進」に対する企業の姿勢を見るという回答も多かった。