映画『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』(8月20日公開)の公開初日舞台挨拶が20日に都内で行われ、平野紫耀(King & Prince)、橋本環奈、佐野勇斗、浅川梨奈、影山優佳(日向坂46)、河合勇人監督が登場した。
同作は赤坂アカによる同名コミックの実写映画化作。将来を期待されたエリートたちが集う私立・秀知院学園で、頭脳明晰・全国模試上位常連の生徒会会長・白銀御行(平野紫耀)と、文武両道で美貌の持ち主・大財閥の娘である生徒会副会長・四宮かぐや(橋本環奈)が互いに惹かれ合っていたが、高すぎるプライドが邪魔して、告白することが出来ず、「いかにして相手に告白させるか」という恋愛頭脳戦を繰り広げていた。
EDではKing & Princeによる主題歌に合わせて、本日登壇の生徒会メンバー5名がダンスをしており、平野は「実は(King & Princeの)メンバーより先に生徒会メンバーと踊ってるんですよ」と告白。「だから振り付けを入れる時もみんなと一緒に0から同じスタートでやらせてもらって。皆さんダンスも上手でいらっしゃるから違和感がなかったというか、明らかに岸(優太)くんより早かった」と絶賛した。
さらに平野は「生徒会メンバーで踊った映像をメンバーで見て覚えたりしていて、浅川がこうやって(※実演)やる振りを(高橋)海人が熱心に勉強して、僕もずっと『ここを頑張って』と言っていました。今の高橋があるのは、浅川のおかげ」と振り返る。そんなエピソードに、浅川は「光栄でございます」と頭を下げた。
橋本は「平野くんの踊り方がカッコいいから、みんな真似しようというところはあった」と明かすも、平野は「僕らはいったん役のことは忘れてたんですけど、勇斗だけ役をまとって踊ってた。さすが俳優だなあ。腰の動きが絶妙に気持ちが悪い、すごいクネクネしてる」と暴露。佐野が「役でやるって、暗黙の了解じゃないの?」と訴えると、浅川から「プロデューサーさんから、『役じゃなくていいです』って事前にみんな言われてましたよね」、影山からも「全員がいるところで言ってたので、聞かれてるはずです」と指摘される。佐野は「僕はかっこいいと思ってやってたのに気持ち悪くなってしまったんですけど、海人が見てくれて『石上の腰の動き、最高だったよ!』と。すぐに連絡が来た」と明かし、平野は「もう年下からいじられてたの?」とつっこんでいた。
この日は「かぐや愛を告ります」と題し、キャスト陣が作品への愛を30秒で演説するコーナーも。演じたキャラのアニメ版の声を目覚ましにしていた影山、キャラクターになりきってしゃべりきった浅川、平野&橋本の顔面の美しさをアピールした佐野、「お客さんにこそ1番の『かぐや様』愛を持ってほしい」と語りかけた橋本と、熱い演説が続く。最後の平野は金髪の役のために「ブリーチを何回したことか。計10回以上はやってると思います。これもすべて『かぐや様』のためでございます」と訴えかけ、投票で見事1位に。「本当に嬉しいです」と喜びながらタスキをかけていた。