マイナビは8月19日、「マイナビライフキャリア実態調査(2021年版)」の結果を発表した。調査は4月22日～30日、全国15歳以上の男女1万3,263名(男性6,406名、女性6,857名)を対象にインターネットで行われた。
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2020年4月〜2021年3月の就業状態推移
2021年3月時点の就業者数は58.4%と、昨年4月から4.0ポイント減少。男女別でみると、男性の就業者は68.1%と昨年4月から2.6ポイント減少したのに対し、女性は同5.4ポイント減の49.4%と、女性就業者の減少率は男性の2倍以上となった。なお、「失業者」「潜在労働力」は12.0%と、昨年4月から3.0ポイント増加した。
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管理職になった年齢
管理職の男女比については、2021年3月時点で男性81.5%、女性18.6%と、政府が目指す目標(女性管理職3割)には達していない結果に。しかしながら、管理職になった年齢を男女別でみると、20代までに「係長・主任・職長級」になったのは、男性12.4%に対し、女性は20.2%。30代までに「課長級」になったのは、男性28.3%に対し、女性が33.2%と、女性の方が若くして管理職になっていることがわかった。
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勤務先企業のDX対応有無(2021年3月時点)
2021年3月時点の勤務先でのDX対応について聞いたところ、60.7%がDX対応を行っていると回答。目的別にみると「生産性・業務精度向上」が59.5%で最も高かった。業種別にDX対応の有無をみると、「情報通信業」が最も高く83.8%、次いで「金融業・保険業」83.1%、「製造業」71.8%と続き、反対に最も低いのは「生活関連サービス業、娯楽業」36.1%だった。
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就業継続希望年齢
最後に、就業・非就業に関わらず「何歳まで働きたいか」を聞いたところ、21.8%が「70歳を超えても働きたい」と回答。年代別に70歳以上の就業意向をみると、現在の年齢「70歳以上」で41.4%が最も高く、次いで「60代」29.8%、「40代」15.8%と続き、特に「40代」と「70歳以上」では80歳を超えても働きたい割合が高い傾向(40代9.5%、70歳以上11.1%)にあることがわかった。
