ライオンは8月17日、「男性の小用スタイルに関する実態調査2021」を発表した。同調査は6月18日~21日、20~60代の男性1,500名を対象に、インターネットで実施した。

  • 小用を足す際のスタイル

小用を足す際のスタイルについて尋ねたところ、立って用を足す「立ちション」派は39.1%だった。子どもの頃から座って用を足す「座りションネイティブ」派は11.9%、「立ちション」派から「座りション」派に変わった「座りションスイッチ」派は49.9%で、合わせると60.9%が「座りション」派であることがわかった。

子どもの頃から座って用を足す「座りションネイティブ」派は、20代に多い傾向にある。立ちション派から、「座りション」に切り替えた理由を聞くと「尿ハネでトイレを汚さないため」という回答が上位を占めている。

  • 立ちション派から、「座りション」に切り替えた理由

立ちション派に、今後、座りションへ変えても良いと思うか尋ねると、56.8%が「変えてもいい」「必要があれば変えてもいい」と答えた。今後も座りション派が増加する可能性も高い。

  • 今後、座りションにする予定はありますか

「尿ハネでトイレを汚さないため」といった理由で男性の座りションが増加しているが、本当に汚れは減っているか疑似尿を使って検証した。4人家族の1日分の座りションを想定した実験を行ったところ、座りション1回でも便器のフチ裏や便座裏にかなりの尿ハネがあり、水洗後も汚れが残ったままであることがわかった。

尿は便器の内側でぐるっと1周跳ねており、特にフチ裏と便座裏に多く尿ハネしている。座りションの増加によって、便器外への尿ハネは少なくなっても、フチ裏や便座裏に汚れが増加することが考えられるという。

  • 座りション1日で溜まってしまう尿ハネ汚れ(28回分)