スパコロは8月12日、「クレジットカード利用率についての調査」の結果を発表した。調査は7月31日~8月1日、全国20~60代の男女3,244名(全国人口構成に合わせたウェイトバック集計を実施)を対象にインターネットで行われた。

  • クレジットカード利用率ランキング

    クレジットカード利用率ランキング

現在利用中の食品宅配サービスで使用しているクレジットカードを教えてもらったところ、1位「楽天カード」(32.5%)、2位「イオンカード」(14.1%)、3位「ヤフーカード」(9.5%)という結果に。約3人1人が「楽天カード」を利用していることがわかった。

また、現在楽天カードを利用している人に対し、アプリを利用しているかどうかを尋ねたところ、60.4%が「アプリを利用している」と回答。アプリ利用者のカード利用金額は月額平均21万7,708円であるのに対し、利用していない人は19万9,568円と、アプリ利用者の方が非利用者よりも利用金額が2万円近く高い結果となった。

  • クレジットカードを選ぶ理由

    クレジットカードを選ぶ理由

次に、「現在利用しているものより条件のよいクレジットカードがある場合、そのカードを申込・乗換したいと思いますか?」と質問したところ、25.8%に乗り換えの意向があることが明らかに。世代別でみると若い人ほど乗り換え意向が高く、年代が上がるほどその割合が低下する傾向が見てとれた。

クレジットカードを選ぶ理由としては、「ポイント・マイルが貯めやすいから」が最も高く45.4%。次いで「年会費が無料・安いから」(28.6%)、「ポイント交換商品が良いから」(13.6%)という結果に。利用額が高い人は、「ポイント・マイルが貯めやすいから」「ポイント交換商品が良いから」「カードの特典が良いから」「ゴールド・プラチナカードだから」を選択した割合が高かった。

一方、「クレジットカードを解約する理由」としては、「カードの枚数の整理のため」(19.2%)、「年会費が高いため」(16.2%)、「ポイントが貯まらないため」(13.6%)が上位に。利用金額が高い人は、「ポイントが貯まりにくいため」「利用限度額が低いため」を選択した人が多く、この2項目が解約する理由となる傾向がうかがえた。