JR九州は28日、西九州新幹線(2022年度秋頃開業予定)の車両デザインが決定したと発表した。デザインコンセプトは「九州らしいオンリーワンの車両」とのこと。
西九州新幹線の車両デザインに関して、「九州の経済と文化と人を結び、豊かなコミュニケーションを生む」「『新幹線つばめ』のDNAを持続させ、変化・進化させて『新幹線かもめ』を表現」「西九州から吹く暖かくて優しい風を世界へ届ける」をテーマとしている。
エクステリアデザインは、JR九州のコーポレートカラーである赤を配色し、シンボルマークやロゴを配置したほか、毛筆の「かもめ」の書体を配置している。
インテリアデザインは、「優しい、明るい、楽しい、心地良い、美しい」をテーマに色、形、素材をセレクト。和洋折衷やクラシックとモダンが組み合わされた、懐かしくて新しい空間を表現したという。指定席は腰掛2席×2席の配席で、1号車は定員40名、2号車は定員76名、3号車は定員47名。自由席は腰掛2席×3席の配席で、4・5号車は定員各86名、6号車は定員61名となっている。