アットハースは7月26日、「アットハースに依頼した外国人の住みたい街レポート」を発表した。調査期間は2015年10月1日~2021年5月31日、調査対象は過去同社にサポート依頼を行った外国人入居者、有効回答は2,584人。
住みたい街、1位「エリア」
住みたい街(エリア)ランキングの1位は、都心へのアクセスの良さと住環境のバランスが取れた「目黒」。2位は外国人エンジニアを積極的に採用しているIT企業が多い「渋谷」。以下、3位「新宿」、4位「恵比寿」、5位「代々木」、6位「六本木」、7位「麻布」、8位「広尾」、9位「二子玉川」と続き、新宿~目黒間のエリアに全体76%が集中する結果となった。
賃料予算については、「10万円以下」が35.64%と最も多かったものの、「20万円以上」が25.16%、「10~15万円」が24.32%、「15~20万円」が14.88%と、月額10万円以上が約64%を占めた。
物件探しの重要ポイントを聞くと、「駅近」が35.94%でトップ。次いで「築浅」が28.42%、「広さ」が35.94%、「安さ」が12.33%と続いた。畳や和室などの"日本らしさ"が好まれるといった傾向はみられなかったといい、同調査では「広さや自然や公園との距離など、自国での暮らし方に近いイメージを持てる部屋を探している傾向にあるのかもしれない」と分析している。