サラダクラブは7月14日、サラダの食文化の把握を目的とした年次調査の結果を「サラダ白書」として発表した。調査は2月24日~27日、全国20~69歳の男女2,060名を対象にWebアンケートにて行われた。

  • 新型コロナウイルス流行以前(2020年4月以前)と現在を比較して摂取量が増えた野菜、料理でよく利用するようになった野菜

    新型コロナウイルス流行以前(2020年4月以前)と現在を比較して摂取量が増えた野菜、料理でよく利用するようになった野菜

新型コロナウイルス流行以降(2020年4月以降)、摂取量が増えた野菜について尋ねたところ、「キャベツ」(15.6%)、「玉ねぎ」(13.6%)、「白菜」(13.0%)が上位に。また、料理でよく利用するようになった野菜についても「キャベツ」(9.7%)がトップに。次いで「玉ねぎ」(9.0%)、「ブロッコリー」「白菜」(7.1%)と続いた。

  • 新型コロナウイルス流行以降(2020年4月以降)、健康のために意識していること

    新型コロナウイルス流行以降(2020年4月以降)、健康のために意識していること

続いて、新型コロナウイルス流行以降(2020年4月以降)、健康のために意識していることについて教えてもらったところ、「栄養バランスを整える」(25.7%)、「野菜を摂取する」(25.5%)が上位に。いずれも女性の割合が高く、「栄養バランスを整える」(男性17.5%、女性34.0%)、「野菜を摂取する」(同21.6%、29.4%)と、男性を大きく上回った。

  • フードロスを防ぐために家庭で気を付けていること

    フードロスを防ぐために家庭で気を付けていること

次に、フードロス問題に関して調査したところ、約7割が「関心がある」と回答。フードロス対策として家庭で気を付けていることを聞くと、「使う分、食べられる量だけを買う」(43.1%)がトップに。次いで「料理は食べきれる量を作る」(40.0%)、「家にある食材を確認してから買い物をする」(39.9%)、「日持ちする商品を購入」(31.0%)と続いた。

また、捨ててしまいがちだが、できれば調理に利用したいと思っている野菜の部位を教えてもらったところ、「大根の葉」(30.9%)、「ブロッコリーの芯」(26.7%)、「ネギの青い部分」(25.0%)が上位に。さらに、パッケージサラダを1年以内に利用したことがある人に、その利用頻度を尋ねたところ、37.7%が「週1回以上利用する」と回答。2013年以降で最も高い結果となった。