Looopとみんな電力、グリーンピープルズパワー、自然電力、地球クラブの5社は、一般社団法人再エネ推進新電力協議会(Renewable Energy Accelerating Providers association 以下、REAP)を6月16日に設立した。REAPでは再生可能エネルギーの推進及び電力業界の健全な発展を目指すという。代表はLooop 取締役 電力事業本部長の小嶋祐輔氏、みんな電力 専務取締役 COO 事業本部長の三宅成也氏の2名。

REAPは、再生可能エネルギーの活用を目指す電力小売事業者による組織であり、さらなる再生可能エネルギーの普及を目的に協働する団体として設立された。会員は再生可能エネルギーを推進し、再生可能エネルギーの普及にかかる障害を取り除こうとする意思を有する電力小売事業者全32社と1団体。「脱炭素社会の実現に向けて、需要家に対して分かりやすい再エネの選択肢を提供すること」「電力自由化による健全な競争環境を維持し、健全な業界の維持・発展を目指すこと」「エネルギー利用における国民の効用の最大化を目指し、再エネ利用拡大や新サービス・新技術の導入のための規制緩和の推進・提言」の3項目を目的として掲げる。

なお、今後は脱炭素社会の実現を見据えた再生可能エネルギーの普及を目指し、エネルギーに関する勉強会の定期的な開催や、状況に応じた提言の取りまとめ及び発信といった活動を継続して実施するという。

令和3年度理事監事会社(正会員)はLooop、みんな電力、グリーンピープルズパワー、自然電力、地球クラブの5社、正会員はエネックス、グリーナ、昭和商事、たんたんエナジー、ナンワエナジー、宮崎電力、四つ葉電力、リミックスポイント。賛助会員はアスエネ、アンビット・エナジー・ジャパン、アンフィニ、飯田まちづくり電力、コープデリ生活協同組合連合会、コープでんき東北、CWS、信州電力、スマートテック、生活クラブエナジー、銚子電力、富山電力、能勢・豊能まちづくり、パルシステム電力、パワーネクスト、ローカルでんき、ワタミエナジー他2社。提携団体(賛助会員)はローカルグッド創成支援機構。