お笑いコンビ・霜降り明星(粗品、せいや)が3日、東京・港区で実施された「バイ撮るで 1000万円選手権」表彰式に出席。粗品の実家の焼肉屋で起きた恐怖エピソードを語った。

  • 霜降り明星のせいやと粗品

粗品は、アルバイト経験を問われて「厳密にはアルバイト経験はないけど、実家が焼肉屋だった。親の元、お店を手伝っていた。一応時給はもらっていて、それをバイトと呼んでいた」と回答。

それを聞いてせいやは、自転車で粗品の実家へ行った時のことを回想。「(粗品に)『ここやったら安全やから』と言われて店の外に自転車を止めた。10分後、4人くらいの男が『エイ! エイ! エ~イ!』と言いながら、3メートルくらいおれの自転車でサッカーしてた。ガラ悪すぎ」と話した。

粗品はまた、父親が亡くなり、この実家の焼肉屋で店長をしていた時代に、自身の言動が災いして複数の「怖い人」に絡まれたエピソードを紹介。

「『南警察署(大阪府・難波の警察署)のまわりを匍匐前進で1周してこい』と言われた。その時もう1人、僕の1個年下の佐川ピン芸人という親友の後輩が働いていた。『お前、店長やろ? もう1個若いやつに、匍匐前進で1周して来いって命令しろ』って言われた」という。「そいつと一緒にお笑いもやってきたけど、家も守らなあかんと思った。『ごめんやけど、南警察署のまわりを匍匐前進で……』と言いました。裏切りました」と赤裸々に告白。

続けて粗品は「(佐川ピン芸人は)匍匐前進しに行きました。しに行って店を出たら、(怖い人たちに)『おい、待て!』と言われた。『合格だよ』みたいな感じになって、瓶ビールで乾杯した。めっちゃ怖かった」と当時を振り返った。

せいやはこの日、即興で有名人アルバイトものまねも敢行。連続で「三四郎・小宮浩信がハンバーガーショップでバイトしたら」「爆笑問題・太田光が交通整理をしたら」「武田鉄矢がコンビニで新人バイトだったら」というお題を与えられ、ステージ上でネタを披露した。