TBS系ドラマ『MIU404』が、「第47回放送文化基金賞」でテレビドラマ番組・優秀賞を受賞し、30日、都内で行われた贈呈式で、新井順子プロデューサーが喜びを語った。
新井プロデューサーは「3年前に『アンナチュナル』という番組でこの放送文化基金賞を頂きまして、そのチームでまた新たなエンタメを作ろうということで、ずっと私が念願だった警察ドラマをやりたいと、脚本の野木(亜紀子)さんと塚原(あゆ子)監督と『こんなにたくさん警察ドラマがあるのに、何をやるんだ』と話しながら、いろいろ取材をしまして、機動捜査隊というドラマを作ることになりました」と経緯を回想。
「撮影は2020年の2月から始まりましたが、2カ月経った頃に緊急事態宣言が発令されまして、丸2カ月撮影できない期間がありました。その中でも、野木さんと監督と『とにかく1本でも多く作ろう』『何本やれるか分からないけど進もう』と言って進んでいたんですけど、TBSの編成の皆さん、事務所の皆さんスケジュール調整いただいて、全11本やることができました。本当に奇跡のようなことだったなと思います」と振り返った。
そして、「主演の綾野剛さん、星野源さんはじめ、面白いキャラクターを役者さんに演じていただいて、テレビだからできることを、野木さんと監督と作っていただきました」と感謝し、「またこの場に立てて、本当にうれしく思っております」と喜びを述べた。