俳優の中村倫也が20日、都内で行われた映画『100日間生きたワニ』(7月9日公開)オンライン ヒット祈願イベントに、VTR出演した。
昨年、社会現象を巻き起こした4コマ漫画『100日後に死ぬワニ』(著:きくちゆうき)をアニメーション映画化した本作は、100日間のワニの日常と、そこから100日後、大切なものを失った仲間たちのその後の姿を描いた物語。イベントには、主人公・ワニを演じた神木隆之介、モグラ役の木村昴、イヌ役のファーストサマーウイカ、メガホンを執った上田慎一郎監督&ふくだみゆき監督夫妻が集合した。
ワニの親友・ネズミ役を演じた中村はVTR出演。「どうも~中村倫也です。そっち行きたかったんですけど都合がつかなくて。でもなんとかこうやって参加できてよかったなって」と話し、「ちょっと電波悪い。はいカット」と中継しているかのようにVTRを終わらせた。
そして、キャスト陣が完成した映画の感想を述べたタイミングで再び中村のVTRが流れ、「試写を見て、すごく身近な気分になりましたね。想像はしていたし、そういう風に思ってもらえたらなと思って芝居していたんですけど、思っていたよりグッとくる瞬間が多かったですね。見てくださった方は、最後のいきものがかりさんの曲の最後まで、ずっといろんな思いが続く作品になっているんじゃないかな」と感想を語った中村。再び、「電波悪いですか? しょうがないな。はいカット」と終わらせ、木村は「ちょけながらちゃんといいこと言う」と笑った。
イベントの終盤には、今月29日に31歳の誕生日を迎える木村へのバースデーサプライズが行われ、最後の挨拶のタイミングで再びスクリーンに登場した中村は「そろそろお別れの時間ということで、改めて言いますけど、本当に木村昴さんの声の表現、僕もほしいなと思っています」と木村に言及。そして、「ということで、7月9日公開です。みなさんぜひ、お近くの映画館でご覧くださいませ」と呼びかけ、「私からは以上です、切ります」と最後も自分でカットをかけて締めくくった。